今日から魔法使い2

「いやぁ~スゴイ体験だったけど、さすがに疲れたなぁ・・・。」
俺、間藤 一は童貞30歳の誕生日になんと魔法使いに選ばれたのだ。
そして昨晩はお隣の女の子の部屋へと潜入するつもりが、女の子の中にまで潜入してしまったのだ。
思い出すだけで下半身が熱くなる。

流石に生身の身体で無茶は出来ない事を身をもって体験した俺は身を守る魔法がないかと、再び魔法配信サービスのマジカルプレイで魔法を探していたのだった。
「おっ、これなんてどうだろう?」

保護魔法 プロテク 30000SP:★★★★★
身体の表面に魔法のコーティングを張ってあらゆる危険から身体を守ることが出来るほぼ究極の防御魔法。
・まず負傷することはない無敵魔法。ただし、コストを考えるとSPに余裕のある大魔法使いくらいしか習得は無理。
・トラックに轢かれたと思ったら、気のせいだったようだ。
・さすがプロテク、宇宙空間に出ても問題ないぜ。

「これさえあれば何しても死ななさそうだな。でも30000SPか~。
まぁ、昨日30000SP稼いだし、またすぐに稼げるから問題ないだろう・・・。ポチっとな。」
これで残りのSPは31000SP→1000SPとなったのだった。

さてと、今日は何をするかなぁ・・・。
今日は日曜日。今の所予定はない。
部屋に敷きっぱなしの布団にゴロゴロしていると、魔法端末マジカロイドにキノさんからメールが入ってきたのだった。

そして今、俺のアパートの部屋のなかにキノと二人きりである。
何故こうなった。
プロテク覚えましたって返事したら、すごい慌ててやって来たんだけど何かまずい事でもしちゃったんだろうか。

「ちょっと!! まだ1日かそこらですよ!? プロテク覚えたってどういう事ですか!?」
肩を掴まれ、激しく揺すられる。
スゴイ勢いで問い詰められている俺。
女の人に免疫ないんでそんなにグイグイ来ないでくださいって。

「大体、自分が何をしでかしたのかわかってるんですか?
一般の魔法使いが1年かけて入手できるSPの平均が大体3000SPですよ?
わかりますか?3000SPですよ!?
それをたったの1日かそこらで30000SPってなんですか?十年分ですよ!?
一体何の冗談ですか?チートですか?」
半ば切れ気味である。

「ちょ・・・近いです、キノさん落ち着いてくださいって!」
しばらくして何とか落ち着いたキノさんに昨晩の事を順に話していく。
真剣な顔でうなずきながら聞いている。
(キノさんかわいいなぁ・・・。)

「つまり、要約すると小さくなって女の子の大事な所に侵入して逝かせたと?」
軽蔑するようなまなざしで見られてる・・・。
ああ、何か新しい性癖に目覚めてしまいそうだからそんな顔をするのやめてくださいって。

「でもそれで30000SPって・・・
仮にエナジーの吸収効率がφとした場合に生体フィールドの減衰率が・・・。
いや、でももし私の推測通りだとすればこれは魔法学会での学説を一気に覆すことに・・・。」
ぶつぶつと何やらよくわからない事を言っていたかと思ったら、急にこちらを振り返り自分の下腹部を指さしてこう言ったのだ。
「これは検証が必要ね。」
実は彼女は結構学者肌なのである。

俺、間藤 一。今からこの小柄で可愛い女の子の膣内に入ります。
なんでこうなった・・・!? いや、嬉しいんだけどさ。

彼女の仮説を要約するとターゲットの内部から直接スピリチュアルエナジーを吸収変換することによって吸収効率が数十~数百倍に跳ね上がったのでは無いかという事だった。
俺はさっそく魔法を唱える。
「ミニマム~」
俺の身体はグングン小さくなり、直ぐに10cm程まで小さくなったのだった。

「ほら、早く来て・・・。」
前を向くとすでにパンツを下ろしてM字開脚をした上にくぱぁってしているキノの姿があった。
ここまで恥ずかしげもなくやられると、女の子に抱いていた幻想ぶち壊しだよ・・・。

俺は目の前まで近づく。
部屋の明かりに照らされているそこは綺麗なピンク色で時折ぴくぴくとしている。
ビッチなのかと思ったが、意外と遊んでないのかもしれない。
そっと手を触れると一瞬ぴくんとキノの身体が反応する。
「んっ・・・」
熱く、しっとりとした感触が手に伝わる。

彼女の中へと進もうとするが、まだ潤いが足りないようでなかなか思うように入り込めなかった。
「もう、しょうがないですね。」
そう言うと俺の身体は上空の彼女の顔の前まで運ばる。
ペロッペロッ・・・。
目の前の唇が開かれたかと思うと巨大な舌が俺の全身を舐め上げ、終いには口の中へと咥えこまれる。
さながら全身フェラである。
頭の先からつま先までたっぷり舐め回されてすでにベトベトである。
「それじゃよろしくね。」

俺を掴んだ手が彼女の下腹部へと延びる。
そして俺の頭は彼女の入り口へとあてがわれたのだった。
「んっ・・・。」
チュプッ
唾液でぬるぬるとなった俺の身体は先ほどとは違いヌルッとすんなり彼女の中へと招かれたのだった。

彼女の指で奥深くへと押し込まれていく。
むせ返るような濃厚な匂いが肺を一気に満たし、肉襞が体へとまとわりついてくる。
「ああ、やばい。ぬるぬるして気持ちいい。」
彼女が俺の足を持って俺の身体を前後にスライドさせるたびに、まわりの肉壁が波打ち身体を締め付ける。
キノは目を閉じ、彼女の中の存在をしっかりと感じ取っているようだ。

よし、そろそろこっちから行きますか。
俺は飛行魔法を発動すると彼女の内部をえぐる様にきりもみ回転を始める。
「ひっ!ちょっ・・・やだ、急にそんなに激しくしちゃだめっ・・・。」

うん、効いてる効いてる。
俺はダメ押しとばかりに身体の大きさを10cmから徐々に大きくしていく。
彼女の中を俺の身体でいっぱいに満たす。
はっきり言って締め付けがかなりきつい。俺の回転を止めるかのように肉襞が絡みつき締め付けてくる。
それに負けない様に回転に加え前後のスライドの動きを加えたのだった。
彼女の膣内に愛液が溢れ、潤滑油となり俺の回転が速くなっていく。
グチュグチュグチュグチュ・・・。
彼女の股間からは卑猥な音が連続で漏れ出している。
「だめだめっ・・・頭がおかしくなっちゃう! 壊れちゃう!壊れちゃうよー!!」
あっと言う間に俺を飲み込んでいる膣壁が激しく脈打ち、彼女の身体が大きく仰け反る。
俺もその締め付けに合わせて一緒に絶頂を迎えたのだった。

「スピリチュアルエナジー 30000ポイントをチャージ完了しました。」
するとまた頭の中にアナウンスが流れたのだった。
目を回しながら彼女の中から這い出すと、そこには白目を向いて口から涎を垂らして失神したキノの姿があった。

暫くしてやっと彼女は目を覚ましたかと思うと顔を紅潮させながら俺の顔をみてぽぉ~っと見ていた。
そして急にハッとしたかと思うと、俺のチャージポイントを確認してまたブツブツと一人の世界へと入り込んでしまった。
「あなたのチャージポイントが高いのは概ね仮定通り。やはりほぼ減衰無しでSPを吸収しているようね。
でも、なぜ私にもこんなに大量のSPが・・・。
・・・そうか、大気中に放出されて分散する前にスピリチュアルエナジーを100%漏れなく吸収したとしたら大体計算が合うわ。
つまり、ターゲットを体内に取り込んだままSPを放出させることが出来れば・・・。」

小一時間一人でブツブツと呟いていたかと思うと、ようやく納得したのか再び一人の世界から戻ってきたようだ。
「今日は検証に付き合ってくれてどうもありがとう。おかげでとても有意義な発見ができたわ。
悪いんだけど、この事はしばらく秘密にしてくれないかしら?もちろんそれなりのお礼はさせてもらうわ。
また来るわね。」
彼女は何やら納得した表情で帰っていった。

「それにしても、やばいわ・・・まだあそこがジンジンしてる。癖になっちゃったかも・・・。」
彼女も新しい性癖の扉を開いたのだった。