OH!シュリンカー5

俺の名は望月 裕。
大学に通うために親戚の千秋叔母さんの家に下宿させてもらっている。
そして、なんとチョコレートを食べると身体が小さくなる特殊体質だったのだ。

今日は大学の講義が休講で一日予定が空いており、家に一人なのだ。
「何しようかなぁ・・・。」
などと考えていると急に玄関のドアが音がしたのだった。
一体誰だろう・・・?

そこには高校に出かけたはずの三女の冬華ちゃんの姿があった。
ゆっくりした足取りで俺の前までやってくる。
「ハァハァ・・・裕兄・・・私・・・気持ち・・・もう我慢・・・できないの・・・。」
冬華ちゃんは顔を紅潮させ、潤んだ瞳で途切れ途切れの言葉で俺に訴えかけてくる。

そしてまるで倒れ込むように俺に抱き着いてきて───

「オロオロオロ~~~」
結果から言うと、冬華ちゃんは風邪でした。
体調悪いまま学校に向かったものの、あまりの調子の悪さに途中で引き返してきたらしい。
意識もうろうとする彼女をタクシーに乗せて病院で診てもらい、今帰ってきたところだ。
叔母さんたちは今日は夕方までは帰ってこない。
フラフラの冬華ちゃんを彼女の部屋まで連れていく。

発熱のせいで汗びっしょりで気持ち悪そうだ。
そのまま布団に寝かせるのもどうかと思ったので着替えをどうするか聞いてみると、コクリと頷きタンスを指で指していた。
俺は彼女のタンスを開けるとパジャマを取り出し、彼女の所まで持っていく。
なぜ簡単に見つけられたかだって?
そりゃもうどこに何が入っているかなんてよく知っているので・・・。

「冬華ちゃん、着替えられる?」
声を掛けてみるが、布団に倒れ込んでいて返事がない。
俺は仕方なく・・・そう、これは仕方が無かったんだ。
変な所に触らない様に気を付けながら、彼女を下着姿にすると直ぐにパジャマに着替えさせたのだった。
別に、下着姿をじろじろなんて見てないし、鼻を近づけてスンスンと匂いなんて嗅いでないから!!

布団をかぶせて頭にジェルのシートを乗せる。
冷たかったのか、ピクリと少しだけ反応した。
薬と水分だけは取らせたので、これでひとまずは大丈夫だろう。
俺は時折冬華ちゃんの部屋を覗いては様子を見ることにしたのだが、あまり熱は下がっていないようだった。
「薬効いてるのかな・・・。」
俺は思い出したように冷蔵庫の片隅にある薬局袋の中身を覗きながら呟く。
「ん・・・これは?」

俺は震える手でそれを手にする。
テテテテ~~~ン!! 座薬~~~!!
そう、あの座薬である。
これを使えばひとまず熱は下がるだろう。
ただし、問題は有る。
本人の了承なく勝手に座薬を使ったことがバレた日には流石に今後の関係が危うい。
今は熱で寝込んでいるので起きないかもしれないが、途中で起きるかもしれない。
でも熱は下げてあげたい。

あれこれ考えを巡らせて、そしてついに結論に至ったのだ。
「そうだ! 見つからなければいいのだ!!」
俺は急いで部屋に戻り、チョコレートを取り出し口にする。
そして縮小化が始まる前に再び冬華ちゃんの所へ行き、座薬をシートから取り出し準備をしたのだった。
彼女のベッドの片隅に腰かけた俺の身体が縮み始める。
そしてついには座薬と同じくらいの大きさまで縮んだ所で収縮が収まる。
「さてと、それじゃ一仕事やりますか。」
俺は自分の身体ほどある座薬を抱えると、寝込んでいる彼女の布団の中へと入っていったのだった。

「暑い・・・。」
布団の中は彼女の身体から出る熱と汗でむわっとしていた。
しばらく布団の中を進むと、ようやく彼女の身体へと辿り着いた。
パジャマのウエスト部分から入ろうと試みたのだったが、残念な事にゴムの締め付けが強く入ることが出来なかった。
しょうがないので足元へと回り込むと裾の部分から内部へと侵入したのだった。
冬華ちゃんの身体に触れると、直に体温が伝わってくる。
体感で39度くらいだろうか?
座薬の表面が溶け出して、ヌルヌルとしてきている。
「急がないと・・・。」

そしてついに彼女のお尻の前に到着する。
先ほど着替えさせる時に見えた水色のパンツである。
汗でじっとりと彼女の身体に張り付いてしまっている。
俺の身体をなんとかそのパンツの中へと滑り込ませると彼女の肛門の前へと辿り着いたのだった。

綺麗に整った皴の中心に一抱えもある座薬の先端を宛がう。
足場が悪いながらも、なんとかその先端から中ほどまでを挿入することはできた。
「もうちょっと!」
だが、そのもうちょっとが難しいのだ。
座薬の後端まで入ったかと思ったら、プリっと押し出されてしまうのだ。
「もっと勢いよく奥まで入れるしかないか・・・。」
座薬を中ほどまで挿入した状態で、俺はパンツの布を思い切り蹴って座薬の後端に体当たりを行ったのだ。
結果から言うと、座薬を冬華ちゃんの中へと挿入することに成功したのだった。

・・・俺の身体ごとニュルっと。

勢いをつけ過ぎたのと、座薬が既に溶け始めていて俺の身体もヌルヌルだったのだ。
俺は今、冬華ちゃんの恥ずかしい穴(後ろの方)の中に居るのだ。
まさか、生きた人間がお尻の穴の中に入っているなんて知ったらどんな気持ちだろう。

ここ数日は食欲がなく、まともに食事していなかったようでお腹の中は綺麗なものだった。
「さて、早いところ脱出しないと・・・。」
俺は入ってきた所から出ようと手を当てて押し広げようとしてみたのだが、ピクリとも動かない。
「えええっ!?これやばくね?」
恐るべし、肛門括約筋。
寝ている時でもがっちりガードである。
しばらく肛門括約筋と格闘するも全く歯が立たなかった。
そして恐ろしいことに気が付いてしまう。
「俺はチョコを何粒食べた・・・!?」
そう、チョコの摂取量が縮小効果の持続時間に比例するのだ。
「ここで効果が切れて元に戻ったらどうなる・・・!?」
俺は彼女の中で効果が切れた時の事を想像して血の気が引いてくる。
俺の身体が膨張し彼女の身体を突き破って元に戻るのか、あるいは俺の身体が圧力に耐えきれずに先に潰れるのか、あるいはその両方か。
「落ち着け、俺!まだ時間は有るはずだ!」
たしか、俺はチョコを5~6粒くらいは食べた気がする。
効果時間としては数時間は持続する。
それまでに何とか彼女の中から脱出すればいいのだ。

───1時間経過。
彼女はあれからも起きずに眠っている。
相変わらず強固な肛門括約筋である。びくともしない。
座薬は既に溶けて吸収され効果がでてきているようだった。
幾分彼女の体温が下がったような気がする。
しかし時間は限られており、このままここに居続けるわけにはいかないのだ。
出口がダメなら入り口はどうだろう・・・。
長い長い小腸をさかのぼって胃を通って口から?
ダメだ、俺が言うのも何だが、非現実的すぎる。
彼女に排泄を促すしかないのか・・・。

そんなとき、誰かが返ってきたようだ。
「ただいま~ってあれ?冬華大丈夫!?」
この声は夏希か・・・。
夏希が冬華ちゃんに声を掛けているようだ。
「・・・う~ん。あれ?お姉ちゃん?」
冬華ちゃんのお尻の中の俺に激震が走る。朗報!冬華ちゃん起床!
「裕兄に病院に連れて行ってもらったとこまでは何となく覚えてるんだけど・・・。」
「裕居ないねぇ・・・。買い物にでも行ってくれてるのかな。具合はどう?」
「うん、ちょっと熱落ち着いてきたかも・・・。」

俺はすかさず彼女の中を刺激する。
肛門を刺激して便意を催すのだ!!
がっちりと閉ざされた肛門を内側から揉んだり、蹴ったり、サワサワしたりする。
寝ている時と違って、肛門括約筋がピクリピクリと反応するのが分かった。
これは行けるか!?
「ふぇ? ちょ、ちょっとおトイレ行ってくる~。」
まだおぼつかない足取りだが、彼女はトイレへと向かってくれた様だ。
そして勝負の時が迫る。この機会を逃せばもう後がないのだ。
トイレの便座に座ると、腸壁の向こうから水が流れる振動が伝わってくる。
ジョジョジョ~~~~。
ついにその時が来たのだ。
冬華が下腹部に力を籠める。
腸壁が収縮運動を繰り返し、腸内に溜まったものを外に出そうと運動する。
彼女が腸壁を通して俺の存在を感じているのが分かる。ただし、体内に溜まった排泄物として。
う○こまみれにならなかったのは幸いだった。
やがて俺はひり出される様に体外へと脱出したのだった。

ポチャン。
そう、冬華ちゃんの中からは脱出できたのだが、まだ落ち着いてはいられないのだ。
ここは便器の水溜まりの中である。
薄黄色の水からはアンモニアの臭いが漂っている。
上空には先ほどまで俺が入っていた彼女のお尻が見える。
排泄物はこの後どうなるか・・・もちろん流されるのである。
俺は必死になって便器の中を登ろうとするのだが、なかなか登れない。
「ふぅ・・・。」
焦る俺とは対照的に、一息ついて落ち着いた彼女は壁にあるパネルのボタンを操作する。

ウィ~~~ンと音がしてウォシュレットのノズルが伸びてきたのだ。
俺は火事場の馬鹿力とばかりに、そのノズルへと向かってジャンプしたのだった。
「・・・なんとかギリギリ助かった。」
命の危険がなくなった事で、ようやく落ち着いて周りを見回す余裕が出来た。
伸びたノズルは彼女のお尻の後方から延びて近づいていく。
すると勢いよく水が飛び出し、俺が脱出してきたそのかわいい肛門を綺麗に洗い流していく。
お尻の穴とその前の穴が丸見えである。
ムフフフフ・・・今度はじっくりと味わいたいものである。
それにしてもスゴイ体験をしたものだ。
カラカラカラッ・・・。
冬華はトイレットペーパーで拭き取るとレバーに手をかけ水を流す。
大きな渦がトイレットペーパーを飲み込んで消えていく。
脱出できなかったら俺も一緒に流されて下水の藻屑となっていたかと思うと改めて冷や汗物である。
そして事が終わると便座の蓋を閉めて出て行ってしまった。
「しまった!これじゃ出られない!」
俺は便器のノズルの上で縮小効果が切れるのをひたすら待っていたのだった。

ドタドタドタ・・・ガチャッ。
しばらくして誰かが駆け込んできた。
「ふぅ・・・間に合ったよ~」
夏希である。
便座の蓋が開くと、夏希が後ろを向いてショートパンツを下げている所だった。
ショートパンツと一緒にパンツも下げられると、夏希のプリッとしたお尻が目に入る。
あそこの割れ目もお尻の穴も丸見えである。
ドスンと便座に腰を掛けると同時に滝の様に勢いよくおしっこが溢れ出す。
飛び散った飛沫が僅かにこちらまで飛んできている。
どんだけ我慢してるんだよ・・・夏希。
ウォシュレットのノズルが前に出て夏希の割れ目を綺麗に洗い流す。
「んっ・・・」
一瞬だけピクリと身体を反応させるとトイレットペーパーで拭き上げて、蓋を閉めて立ち去ってしまった。
なんだろう・・・この高鳴る気持ち。
俺はまた新たな性癖の扉を開いてしまったのかもしれない。

───ボフンッ
それから30分程したところでようやく縮小の効果が切れたのだった。

冬華ちゃんの様子を見に行くと布団に横になってはいたが起きてはいたようだ。
「あ、裕兄・・・今日は色々とありがと。」
「ああ、気にしなくていいよ。ちょっと元気になったみたいで安心したよ。」
不可抗力ではあるものの、冬華ちゃんのお尻の中に入ってましたなんてとてもじゃないけど言えないよな。

「あれ・・・? 鼻詰まっててよくわからないんだけど、裕兄・・・なんか臭う?」
「え・・・ああ、ちょっと色々あってさ・・・ハハハ。」
(これ、冬華ちゃんの臭いだから!!)
俺はシャワーを借りると何度も何度も洗ったのであった。