二人の出会いはアレでした 1

「おはようございます。」
「あっ、姫野さん。おはようございます。今日もいい天気ですね。」

ゴミ出しに行ったらお隣の旦那さんに会った。
う~ん、一寸さんは今日もかっこいいなぁ。
私もあんなかっこいい旦那が欲しい・・・いや、恋人すら居ないんだけどね。
たしか地元の由緒ある名家の一人息子で大手の商社に勤める30歳、2年前に結婚したばかりの新婚さんで豪華な一戸建て住みだ。
そんな男にどこで出会えるんだよ!!紹介してくれよ!!

そういう私は地元弱小企業の事務で働いている。
今年で入社して3年目だ。
いまだに後輩も居ないどころか、職場はおっさんばっかりだ。
女子高、女子大と卒業して今の会社に入社。
私、姫野は生まれてこの方、彼氏なんてできたことがない。
顔はそこまで悪くはないし、お化粧すればかなり映える顔だちをしている。
出会いがないんだよ!出会いが!!出会いをくれよ!!

会社に向かうバスでまたあの旦那さんを見かけた。
いつもはスーツ姿がピシッと決まっていたのだが、なんだか今日はヨレっとしていた。
表情も暗く、いつもの爽やかさがない。
まぁ、イケメン金持ちでも悩みごとの一つくらいはあるのだろう。

今日は金曜日。
仕事で嫌なことがあったので飲みたい気分だった。
帰り道のコンビニで買った缶チューハイを片手に持って公園のベンチに座ったのだが、隣のベンチに珍しく先客が居た。

「あっ・・・。」

思わず声が出てしまった。
あのイケメン旦那さんだった。
あちらも私に気づいたようだ。
めっちゃ気まずい・・・。
アルコール片手に公園で晩酌するのを目撃されてしまった。
さすがにこのまま無視するのもなんなので、仕方なく私は声を掛けることにした。

「今日はなんだか元気ないですね?お疲れですか?」
「えっと・・・ちょっと家庭でいろいろ有りまして・・・ハハハハ。」
なんだか言いづらそうにしていたので、深くは突っ込まないことにした。

週末! 一週間振りの週末だぜ~!! ひゃっほ~~~い!!
私も彼氏作って恋がしたいの!!
お金持ちのイケメンと結婚したいの!!
同級生の結婚式にご祝儀持って行くだけの生活は嫌なの!!

私はノートPCを開いてブラウザの検索に文字列を打ち込んだ。
マッチングアプリ・・・と。

「ん?なにこれ・・・?」
ずらっと表示される検索結果の下の方に見慣れない文字があった。
フェチ?
フェチっていうと性癖ってこと?
「うえぇぇぇ・・・!?性癖暴露して相手探すの?無いわぁ・・・・。」
とは言ったものの、ちょっとどんな内容か気になる。ちょっとだけね!
他人の性癖ってやっぱり気になるよね?
女性は登録無料か、ちょっと話のネタにでも覗いてみようかな。
私は何を血迷ったのか、フリーのメールアドレスで会員登録を行ってみたのだった。

私は特に変わった性癖なんてないからプロフィールになんて書けばいいのかわからなかった。
他の人はどんな風に登録してるんだろ?
一覧をポチっとクリックすると大量のフェチの種類とそれを登録している人数が表示された。

「えっと、デブ専門、熟女、ロリ巨乳、SM、ワキフェチ、スカトロ・・・。」
やべーものを見た。

閉じようとしたときに1名しか登録していないフェチがあった。
シュリンカー?なにこれ?縮むってこと?
出会い系でエッチ相手を探しているような人たちの中でひと際目立つ1!
この大量のフェチの中で一人しか登録していない性癖ってどんなだよ?
気になって思わずその人のプロフィールを表示したのだった。

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ニックネーム:一寸法師
性別:男
年齢:30歳
年収:2000万

閲覧ありがとうございます!
一寸法師と申します。
私はシュリンカーという性癖を持っています。
聞きなれない方も多いかと思いますが、シュリンカーとはいわゆる体格差に性的興奮を覚えるサイズフェチというジャンルの中の一つです。
手のひらサイズの小人相手に性的興奮を覚える優しいパートナーを探しています。
気が合えば結婚を前提にお付き合いしたいと考えております。

相対的に大きな女性にたまらなく興奮します。
足元から女性を見上げるのが好きです。
小さくなって貴女のパンツの中に入ってみたい! 貴女の身体の中を隅々まで探索させて欲しい!
パンツの中に小さくなった人間を閉じ込めたり、自分の身体の奥深くに押し込めたりするのを想像すると興奮しませんか?

突拍子も無い話になりますが、実は私は一寸法師の子孫になります。
代々引き継がれてきた打ち出の小槌を使って一寸(3㎝程度)まで小さくなる事が出来ます。
ちなみに恥ずかしながら最近離婚したばかりのバツ1になります。
どうしてもこの性的衝動を我慢することが出来ずに前妻にカミングアウトしパンツの中に入れてほしいと打ち明けたところ、気持ち悪いと言われそのまま離婚する流れとなりました。

最初から私の性癖をカミングアウトした上で付き合っていけるパートナーを心から探しております。
興味ありましたら是非連絡お願いいたします。
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プロフィールを見て思わず面白いと思ってしまった。
一寸法師の子孫で小さくなれる?
ギャクとしては全くもって面白くもないのだが、書いてある内容と文面から読み取れる誠実さのギャップがすごい。

そう言えばお隣の旦那さんの苗字が一寸だったなぁと思い出す。
住所も同じ県だし、まさかな・・・と思いつつもメールを送ってみたのだった。

送ると直ぐに返信が来た。
「はやっ!!」
内容を簡単に言うと、今晩さっそく会えないかとの事だった。
単なるヤリ目的だろうなとは思ったのだが、彼氏いない歴=年齢の私にも性欲はある。
丁度生理も終わってムラムラしている時期だったのだ。
イケメンだといいなぁ・・・などと期待しつつ会ってみる事にしたのだった。

県内といっても無駄に広い県なので住所を聞いてみたところなんと同じ市内だった。
「マジかぁ・・・。」
さすがに生活圏で会うのは身バレが怖かったので、隣の市に有る大きな複合商業施設のカフェで会うことにした。

う~~~、勢いで会う約束をしてしまったけど今更会うの怖くなってきた。
そろそろ家を出ないと約束の時間に遅れてしまう。
大きな不安と期待を抱えたまま、いつもよりもオシャレして待ち合わせの場所に出かけるのだった。
玄関を出ると丁度お隣の旦那さんも出かけるところだった。
最近元気なさそうだったけど、今日は何か気合が入っていてビシッとしていて魅力5割増しだ。
あぁ・・・かっこいいんじゃ~!こんな彼氏欲しいっすわ!!
「お出かけですか?」
思わず声を掛けてしまった。
「あ、ええ。ちょっと知り合いと〇×市のモールで待ち合わせでして・・・。」
!?
「奇遇ですね、私もこれから行くところなんですよ。今日はあのかっこいいスポーツカーではないんですね。」
「お酒飲むかもしれないので今日は電車なんですよ。」
「あんまり遊んでると奥さんに怒られちゃいますよ?」
「・・・ああ、それなら大丈夫なんで。お恥ずかしながら色々有って離婚しちゃいましてね、ハハハ・・・。」
「あー、知らなかったとは言え済みません。」
「いえいえ、お気になさらず。」
しばらく沈黙のまま、駅へと歩いて向かう。
目的地が同じなので乗る電車も同じだ。
非常に気まずかった・・・。
最近離婚したってどこかで見かけた様な気がしたが、きっと気のせいだろう。

待ち合わせのカフェの前へと到着する。
マッチングサイト経由で連絡を取ってみるともう既に中で待っているとの事だった。
緊張するなぁ・・・どんな人だろう。
かっこいい人だったら、処女を捧げるのもやぶさかではない。
いい歳していつまでも処女では居られない。
あ、処女って言っても道具で遊んでて既に貫通済みなので男性経験という意味での処女ですよー。

奥の突き当りの席の・・・。
「げげっ・・・一寸さん?」
あっ、こっち見た。
サイト経由でこっちの服装連絡済みだったので多分バレてる。
どうすんだよコレ!!
マッチングアプリで待ち合わせしたらお隣さんだった・・・それも相手のえげつない性癖も知ってしまった。
ちなみに私は特に性癖が思い浮かばなかったので『無し』と登録しておいた。

私も大概キョドってるが、相手も壮大にキョドってる。
もう!どうすんだよコレ!!(二回目)
今度からどんな顔して近所付き合いすればいいんだよ!!

開き直って声を掛けてみた。
「あの・・・一寸法師さん・・・で合ってますか?」
お隣さんはコクリと肯いたのだった。

最初は緊張していたものの、しばらく話しているうちに大分打ち解けた。
こんなに話したのは初めてだった。
爽やかイケメンで気さくで気も利く。
あれ・・・これってチャンスじゃね?
ちょっと変わった性癖を持ってるだけで実際に小さくなれるわけでもないし。
既婚者だと思っていたので、必要以上に近づかないようにはしていたのだが既に×1との事なのでもう遠慮する必要もない。
その後商業施設を出て、家の近所のバーで飲むことにした。
アルコールも入ってかなりテンション上がっていた。
イケメンと飲むお酒は美味しいのなんのって!!

「一寸さん、あのプロフィールうけましたよw 小さくなれるとかどんだけ~w」
「いやいやいや、信じてくれてなかったんですか?本当なんですって!」
「またまた~キャハハハ」
「そんなに言うなら実際にお見せしますよ!!ここじゃ何なので俺の家でいいですか?」
「んも~そう言って何人の女性を連れ込んでるんですかー」
一寸さんは急に真剣な顔になって答えた。
「見せるのは前妻以外ではあなたが初めてですよ。」と。
あああ~真剣な顔もかっこいいんじゃ~~~♪

アルコールが入ってふわふわとした足取りで一寸さんの家へ上がる。
家が隣なので回覧版を渡しに玄関まで行ったことはあるが家の中にまで入るのは初めてだ。
高級そうなインテリアで揃えてある。
「それじゃ家宝の打ち出の小槌持ってくるのでちょっと待っててくださいね。」
そういって彼は部屋を後にした。
これ、ひょっとしてマジなやつ?などと思っていると彼がアタッシュケースを抱えて戻ってきた。
「これが打ち出の小槌です。」
カチャリとケースを開く。
そこにはきれいな細工が施された金色の小槌が入っていた。
「一寸法師にでてくるやつだ~!」
「そう、まさにそれですよ。色々な言い伝えが有るんですが、実は叩いたものの大きさを変える事ができるオーパーツなんですよ!」
「なんですってー!!」
「ここにダイヤルが付いていて、一寸単位で最大で・・・いや最小っていうのかな?
一番小さくなると一寸、今で言うと3cmくらいまで小さくすることができるんです。
ダイヤルを反対に回して叩くと元の大きさにまで戻るんですよ。」

一寸さんは小槌を私の手へと渡してきた。
「どうそ、これで僕を叩いてみてください。」
私はまさかと思いつつ、それで彼をコツンと叩いたのだった。

!?

私よりも頭一つ分高かった彼の身体が徐々に縮んでいった。
やがて縮小は収まり、彼はまさに一寸となったのだった。
足元に虫の様に小さくなった彼が居る。
私は驚きのあまり言葉を無くし、その場にペタリと座り込んでしまった。
「えっと、姫野さん、その・・・。」
彼は横を向いて視線を逸らしてはいるのだが、こちらの方をチラチラと気にしている。
こちらと言うよりは、こちらのスカートの中だ。
「見えました?」
「・・・はい。見えました。」
まぁ、今日はいい男だったらヤル気でいたのでレースのあしらわれた勝負パンツだ。
パンツ見られたくらいでは私は動じない。
ここで彼を篭絡すれば結婚できるのでは?
ふと頭に邪な考えがよぎる。

「近くでパンツ見たいですか?」
「・・・はい。」
「ふふふ、素直な人は好きですよ♪」

私はM字の様に足を開き彼をスカートの中へと招き入れる。
彼はゆっくりとした足取りで近づいてくる。
今日は勝負下着なので見られても大丈夫。
・・・のはずなのだが、小さな彼が私のパンツの真ん前、今にも触れそうな距離にいると思うと変な感情が沸き上がってきた。

彼からすると、目の前を私の巨大なパンツで埋め尽くされているんだろうな。
というか、私のあそこ臭くないよね?大丈夫だよね?ドン引きされてないよね!?
ちょっと心配になってきた。

「一寸さん、あの~・・・どうですか?」
「姫野さん、ありがとうございます。俺めっちゃ感動してます。
この性癖を暴露してもドン引きしないどころかこんな・・・。
姫野さんさえ良かったら俺と真剣にお付き合いさせてもらえませんか?」
「ええ、こちらこそよろしくお願いします。」

「パンツ触ります?」
「はい!」

小さな手がサワサワと私の股間部分に触れているのが分かった。
思わずビクンと身体が反応する。
小さな彼があそこを触っている。
やがてポフンとあそこに身体を押し付けてきた。
「はぁはぁ・・・姫野さん、素敵です! あの・・・パンツの中に入っていいですか?」

私はここで少し考える。
恋は駆け引きが大事だ。
私はじらす作戦を選択することにした。
「付き合って初日でこれ以上はちょっとごめんなさい。」
「ああ、そうですよね。図々しかったですね。ちょっと興奮して暴走してしまいました。」
「でも・・・そうですね。」
あたりを見回すとソファーの上のクッションが目についた。
クッションを床に置くと、その上に一寸さんを優しく移動させる。
「仰向けになってもらっていいですか?」
「はい。」
クッションの上に寝転がる一寸さん。
「今日はこれで我慢してくださいね。」
私はそう言うとクッションを跨いで立つとスカートを手でまくりあげる。
そして膝立ちの恰好になると、クッションの上へゆっくりと腰を降ろしていった。
クッションの上に寝転がる一寸さんの上にだ。

やがてお尻がクッションに触れる。
一寸さんを間違って押し潰してしまわないかドキドキする。
「大丈夫ですか?苦しくないですか?」
お尻の下から彼の返事が返ってくる。
「小さくなってるときは身体が丈夫になるみたいなので踏まれたとしても全然大丈夫ですよ。」
私はそれを聞いて少し安心した。
「それじゃ遠慮なく行きますね♪」
そして私はクッションの上に普通に座ったのだった。
股間のあたりに小さな物が当たっているのが分かる。
小さくなった一寸さんだ。
「はぁはぁ・・・姫野さん!最高です!」
クッションと私のお股の間からくぐもった一寸さんの声が聞こえてきた。
さっきまで私よりも大きかった彼が3cmになって私のお股の下敷きになり歓喜の声を上げている。
なんだかスイッチ入ってきちゃったかもしれない。
いつの間にか私は腰をグラインドさせてあそこに彼を擦り付けるように動かしてしまっていた。
ズリズリズリ。。。
「一寸さん、どうですか?私の身体感じてくれてますか?」
私は目を閉じて一番敏感な部分にあたる彼の感触に集中していた。

「姫野さん・・・俺もう・・・。」

そして彼は私の大きなお股の下で果てたようだ。
打ち出の小槌のダイヤルを回して彼を元の大きさへと戻すと、そこには彼の満足そうな笑顔があった。

「姫野さん・・・えっと名前で呼んでもいいですか?」
「はい。莉子(りこ)って呼んでください。」
「莉子さん!一生大事にします!」
「あははは、それじゃまるでプロポーズみたいですよ?」
「俺はそのつもりです。」
「えっ・・・ちょっとまって!心の準備が・・・。」

そんなこんなで会って初日で結婚前提のお付き合いが始まってしまった。
初日っていうか、前から何度か話した事はあるので初日ってわけでも無いけれど、怒涛の展開だ。

その日は携帯の連絡先を交換してお開きとなった。
家は隣なんだけどね。
夜、布団の中で横になる。

「うおおお、興奮して眠れないっ!!夢じゃ無いよね?」
いきなりお金持ちの爽やかイケメン婚約者が出来た。
シュリンカーという一風変わった性癖持ちで小さくなる打ち出の小槌も持っている訳だけど。
親しくなった初日に彼をお股の下敷きにしてグリグリとあそこを擦り付けて・・・。
「何やってんだ、私ぃぃぃ!!」
ドン引きとかされてないよね・・・?喜んでたし。
というか、そのうちパンツの中に入れてあげる約束までしてしまった。
パンツの中って・・・つまりパンツの中だよ?
プロフィールには身体の中を探索したいとか書いてあったっけ。
つまりは私の奥深くまで入りたいってことだよね・・・。
最初は冗談だと思っていたのに実際に小さくなるのを目の当たりにすると、彼がそれを本気で望んでいるのだと分かった。
私の指先よりも小さなの彼が私の膣内に・・・。
そう思うと自然と指が下腹部へと動いていた。

つぷっ・・・。
指先が大きな抵抗もなく身体の中へと沈む。
その日私は、小さくなった彼が私の奥深くへと入り込んでくるのを想像しながら一人でしてしまっていた。

朝、目を覚ます。
携帯を見ると一寸さん・・・明(あきら)さんからメッセージが入っていた。
『良かったら今日ドライブに行きませんか?』
やっぱり夢じゃ無かった。
私は二つ返事でOKしたのだった。
シャワーを浴び、身体を綺麗にして出かける準備をする。
特にあそこも入念に洗う。
ひょっとしたらひょっとするかもしれないしね・・・。

ピンポーン!
インターホンがなり、ディスプレイに明さんが映る、

「あっ、明さん。少し顔に擦り傷が出来てますね。」
「ええっと、大したことはないのですが・・・その・・・。」
顔に擦り傷・・・。
私はハッとする。
ひょっとして昨日、私が小さくなった彼にお股をグリグリと擦り付けたから・・・?
勝負下着のレースのついた奴だったんだけど、3cmサイズの彼からしたら凶器にもなり得るのか。
「昨日のあれのせいですよね・・・きっと。」
お互いに顔を赤くして俯きあう。
「あっ、今日は柔らかいやつにしますからっ!!」
私は部屋に引っ込んで衣装ケースの中から普段使っている履き心地のいい柔らかいパンツを取り出した。
「ってか私、何言ってんだ!!これじゃ今日もパンツ押し付けますって宣言してるようなものじゃない!」
今更ながら恥ずかしさが込み上げてくる。
まぁ、言ってしまったものは仕方ない。
そこはその場の雰囲気しだいって事で!

パンツを急いで穿き替える。
普段愛用しているユニ〇ロのエ〇リズムのやつだ。
シームレスで柔らかくて伸縮性があり肌にぴっちりと張り付く感じで、まるで穿いていないかの様な感触だ。。
これなら昨日みたいにグリグリしても大丈夫だろう。
なんでもうパンツグリグリ押し付ける想定してるのよ、私はぁぁぁ!!
ストッキングも穿いてと・・・。

「明さん、お待たせしました。」
「あっ、はい。」
彼の顔が赤面していた。彼も期待しちゃってるんだと思う。
ちょっと意地悪気味に聞いてみる。
「ドライブにアレ持って行くんですよね?」
「ご想像にお任せします。」

彼のスポーツカーの助手席に乗せてもらってドライブへと出かける。
すげーよ!高級車!!
昼はレストランで美味しいランチをご馳走になってしまった。
観光地をしばらく一緒に楽しんでいるともう日も暮れて夜になってきていた。

「この近くに綺麗な夜景スポットがあるんですよ。」
「いいですね~連れて行ってください♪」

しばらく曲がりくねった山道を登っていく。
周りに明かりは少なく、車もほとんど見かけなくなった。
たまに夜景を見に来ているカップルの車とすれ違う程度だ。
道の脇に車を止めて二人で夜景を楽しむ。
まさかこんな日が来ようとは夢にも思っていなかった。
彼と見つめ合っていると、やがて唇と唇が触れ、彼に強く抱きしめられた。
「ちょっと肌寒いですね。車に戻りましょうか。」
「はい・・・。」
あああぁ~~~ドキドキする!

バタン。
高級車だけあってドアの閉まる音が重厚だ。
私の軽自動車とはまったく違う。
いや、今はそんなことはどうでもいい。
夜の人気の無いムーディーな山の中。
たまに止まっている車があるが、何故か揺れてたりする。
つまりそう言うことである。

「ねぇ、明さん。あれ持ってきてるんでしょ?」
「えへへ、持ってきちゃいましたw」
彼はトランクから例のアタッシュケースを持ち出してきた。
「ふふふ、いいですよ♪」
そんなこんなで今日も明さんは1寸(約3cm)になっている。
「今日もかわいいですよ♪」
手のひらの上に乗せた彼を眺めながらニヤニヤとしてしまう。
そして車のシートを倒すと、彼を私の太腿の間へとゆっくりと降ろした。

「そこから見える夜景はどうですか?」
「ああ、とても素晴らしい眺めですね。ずっと眺めていたいくらいです。」
「うふふふ、眺めているだけでいいんですか?」
私は意地悪そうにそう言うと、パンストに手を入れてパンツとの間に隙間を作ってみせた。
「ほら、どうぞ♪」
「ありがとう。」
そう言うと彼はパンストの中へと入り込んできた。
彼は丁度股間の真ん前に立つと私に身体を預けるように身を寄せてきた。
「スゥハァ・・・スゥハァ・・・。」
彼ったら私のパンツに顔をうずめて深呼吸している。
あまりに顔を押し付けるものだから、パンツが割れ目に食い込んできた。
「ちょっと、そんなことされると恥ずかしいんですけどw 悪い子にはこうですよ!!」
私はパンストから手を放す。
伸びていたパンストは収縮し、パチンと隙間なく私の身体へと張り付いた。
もちろんパンストの中に居る彼の身体も私の身体にぎゅっと押しつけられる形になる。
1寸サイズの彼の身体は丁度目の前にあった割れ目にピッタリとフィットするかのようにはまり込んでいた。。

パンストの上から指で彼の身体をそっと撫でてみる。
「ごめんなさい。また調子に乗ってしまいましたね。痛くはなかったですか?」
昨日調子にのって彼の顔に擦り傷が出来てしまったことを思い出した。
「うん、大丈夫。全然痛くなかったよ。今日のパンツは柔らくて肌触りがいいね。」
「よかった、まだ怪我させちゃったかと思いました。じゃあ、もうちょっとだけ激しくしても大丈夫ですねw」
私はそう言うとパンストの上から彼を割れ目に押し付けてみた。
ぐぐぐっ・・・。

半分割れ目にめり込んでいた彼の姿があら不思議。
今では完全に埋もれて見えなくなってしまったではないですか。
パンストから指を話してもパンツと一緒にあそこに食い込んだままだ。

私ったらパンツの上からだけど、彼をあそこの割れ目に押し込んで閉じ込めちゃってるんだ・・・。
生きた男性を自分の身体の中に閉じ込めるとか・・・やばい、なんだか癖になっちゃいそう。
なんという背徳感。
興奮して濡れてきちゃったかも・・・。

慌ててパンストに手を入れてしっとりと湿ったパンツの谷間から彼を救出したのだった。
「あの・・・大丈夫ですか?」
彼はハァハァと苦しそうにしていた。
私の割れ目の奥に押し込んだせいで息ができなかったか、恐怖を与えてしまったのだろうか。
「明さん・・・大丈夫ですか?しっかりしてください。ごめんなさい、怖かったですよね。」
「あ、ああ。大丈夫です。ちょっと興奮してしまっただけなので気にしないでください。」
「そうですか。ちょっと安心しました。」
「俺、莉子さんのあそこに挟まってたんですよね。ちょっと感動してしまって。
莉子さんのぬくもりと香りに包まれて幸せです。」
明さんの顔を見ると涙を流していた。
この人、私の割れ目に押し込まれたことがそんなに嬉しかったのか。
「それじゃもうちょっとだけですよ。今度はもうちょっと奥まで押し込んじゃいますから覚悟してくださいね!」
再び彼をそっとパンツの前へと導くと、少し濡れてシミになった割れ目の部分へと指先で押し付けたのだった。

グリグリ・・・。
グリグリグリ・・・。

彼は私の指先に押され、パンツとともに割れ目の奥へと入り込む。
先ほどよりももっと奥深くまで。
あそこの中に彼という存在が挟まっているのを感じる。
彼という存在を私の中で独り占めしているのだ。
どうしよう・・・。
彼をあそこに押し込むという行為に興奮しちゃってる。
私ってば意外と変態だったんだね。
今日はここまでだけど、次はパンツの中も許してあげようかな。
というか、私の方が我慢できなくなっちゃっているかも。
彼をもっと私の奥深くで直接受け入れてあげたいと思ってしまっている自分がいた。

パンツ越しに染み出した私のお汁でベトベトになってしまった彼をウェットティッシュで優しく拭いてあげる。
「うへへへ、明さんベトベトですねぇ・・・w」

そして帰路へとついたのだった。