二人の秘密の新婚生活1

俺、朱里野望(しゅりの のぞむ)は今、お見合いに来ている。
絶賛20連敗中だ。
特に顔が悪いわけでも収入が悪いわけでもない。
いつも言われるのが平凡、そして、つまらなさそう。
そんな感じで今回もダメなんだろうな。
親に進められるままに来たものの、相手の釣書すらまともに見ていない。
うん、どうせまたダメだろうしさ。
そんな感じでお見合い会場のホテルの個室に向かう途中だった。
自動販売機の前で綺麗に着飾った女性がしゃがみこんで何やら困っている様子だった。
「どうかしましたか?」
女性がこちらを見上げる。
ドキッ。。。
俺はその女性の顔を見て一目で恋に落ちた。
「あの・・・自動販売機の下に大事な指輪を落としてしまって。」
「奥の方にちょっと見えてるやつですかね?」
「あっ、はい。あれです。」
俺は辺りをキョロキョロと見回すと女性に声を掛けた。
「別に変なことはしないので、少しの間だけ目を閉じていてもらっていいですか?」
「あっ、はい。」
俺は彼女が目を閉じるのを確認すると小さくなった。

一体何を言っているのか分からないと思うから説明するが、俺は小さくなれるのだ。
うちの家系は何でもおとぎ話に出てくる一寸法師の子孫だとか言われていた。
子供の時に読んだ漫画で主人公が小さくなってちょっぴりHな体験をするやつがあったんだけど、俺も小さくなりたいとか思ったらマジで小さくなっちゃったんだよね。
そしてこの事は家族にも言っていない秘密だった。

俺は小さくなると自動販売機の隙間へと潜り込んで行き、彼女の落とした指輪とやらを抱えて拾ってきたんだ。
小さい身体で指輪を運ぶのもなかなかに骨が折れる。
元の大きさへと戻ると再び彼女に声を掛けたんだ。
「ちょっと手を出してもらっていいですか?」
一瞬ビクッと固まった彼女だったが、手を出してくれた。
俺はその彼女の手のひらの上に先ほど抱えて拾ってきた指輪をそっと置いたのだった。
「はい、どうぞ。」
嬉しさのあまりに泣きそうになっている。
よっぽど大切なものだったんだろう。
「あっ、あの・・・本当にありがとうございます。」
彼女は何度もお礼の言葉を口にしていた。
せっかくの出会いのチャンスだったが、お見合いの待ち合わせ時間も迫っていたため断腸の思いでその場を後にしたのだった。
待ち合わせの個室に入るとその場にはうちの両親と、相手の両親が揃っていた。
今日のお相手はまだ来ていないようだ。
すると俺の後から遅れるようにお見合い相手の女性が入ってきたのだった。
彼女の顔を見て俺は声が出なかった。
なんと、先ほど俺が一目惚れした彼女ではないか。
彼女は俺の顔を見ると、にっこりとほほ笑んだ。
と言うのが、俺たちの馴れ初めだ。
あれよあれよという間に結婚して、新居でラブラブ新婚生活を開始したところだ。
まさかこんなに素敵な女性と結婚できるなんて思ってもいなかった。
でも大事な人にまで秘密を持ったままってのもどうかと思ったので、彼女に小さくなれる事を打ち明けたのだった。

「あっ、あの! 好美さん!! 実は大事なお話が・・・。」
「はいっ?」
いつも彼女はニコニコしていて可愛いな。
じゃなかった、秘密を打ち明けるんだった。
「突然変な事を打ち明けるんですが、実は俺・・・小さくなれるんです。」
普通なら頭大丈夫か?とか思われそうな所だな。
「あら・・・それは便利ですね~。自動販売機の隙間に入り込んで指輪を拾ったり。」
「そうですよね、信じられないですよね・・・って、あれ?」
「その・・・ごめんなさい。あの時、実は見てしまったんです。でも自分でも信じられなくて、実は夢だったんじゃないのかなって。」
うわぁ~見られてたのか。
「一生懸命指輪を抱えて拾ってきてくれて妖精さんみたいで可愛いな~って。親に言われて嫌々のお見合いだったんだけど、この人となら結婚してもいいかなって思っちゃって。」
「こ、好美さん!」
「はい♪」
「寝室に行きませんか?」
「んふふふ、いいですよ~♪」
そう言って俺たちは寝室に消えていく。別にいいよね、ラブラブの新婚夫婦だし。
好美さんはどちらかというとHは好きな方みたいだ。ノリも良くて夜な夜な楽しいプレイを繰り広げている。

薄暗い部屋で好美さんをベッドに押し倒し、濃厚な口づけをする。
負けじと彼女も舌を絡ませてくる。
彼女の服を脱がせると、たわわなお胸が姿を現した。
いつ見ても素晴らしいものだ。
するとそこで彼女が声を掛けてきた。
「ねぇ、望さん♪ 小さくなってもらっていいですか? まだ信じられなくて。」
「ああ、そうですね。」
俺はそう言うとゆっくりと小さくなっていった。
170㎝程だった身長は100cm・・・80cm・・・60cmと小さくなっていく。
「これでどう?」
俺は30㎝程に小さくなると、見上げる形で好美さんに声を掛けたのだった。
「いやぁ~ん、可愛い!」
彼女に身体を持ち上げられるとそのまま彼女にハグされた。
むにゅっ。
下着姿の彼女にハグされて、俺の顔は彼女の胸の谷間に埋まってしまう。
「うぷぷぷぷっ、こ、好美さん!溺れる!胸で溺れるよ!!」
「あっ、ごめんなさい!」
俺は息を整えると改めて彼女を見る。
ベッドに座る巨大な下着姿の彼女。
Hな姿だが、その圧倒的な存在感に神々しさすら感じる。
これが俺の嫁さんなんだよなぁ・・・。
俺は鼻の下を伸ばして見惚れていた。
「あー、望さん。またすごくエッチな事考えてるでしょ?」
「いや、好美さんに見惚れていただけだよ。」
そんなことを言っていると、好美さんの顔が近づいてきて彼女の柔らかい唇が俺の顔にそっと触れた。
「それにしても、その大きさだとまるで赤ちゃんみたいでちゅね~♪」
そう言うと俺の身体をまるで赤ちゃんにお乳を上げるような形で抱っこする。
顔の横には丁度彼女の大きな乳房があるではないか。
俺はもう我慢できずに彼女のブラジャーの中に手を突っ込んだのだった。
「あらあら、お腹ちゅいたのかな~?ミルク欲しいのかなぁ~??」
そう言うと彼女は背中に手を回してホックを外し、ブラジャーを取ると露わになった乳首を俺の口へと押し当ててきたのだった。
彼女の乳首で口の中がいっぱいになる。
チュパチュパっ!!
俺は一心不乱にむしゃぶりついた。
「んっ・・・♪」
口の中の彼女の乳首が隆起して大きくなっていた。
「ぷはっー!!」
たっぷりとおっぱいを堪能する頃には好美さんは頬を赤らめてぽぉ~っとしてベッドに仰向けで倒れ込んでいた。
俺はまだ彼女のお腹の上だ。
すると彼女がパンツのウエストの部分を引っ張って俺を誘ってくる。
俺はそのまま後ずさり、彼女のパンツの中に俺の下半身を通していく。
彼女のパンツを向かい合って二人で穿いている様な形だ。
収縮性の良いパンツの生地が俺の身体を彼女の身体に密着させる。
目の前には彼女のおへそがある。
俺のそそり立った息子と彼女のあそこがパンツの中でぴったりと触れ合う。
好美さんのあそこは既に濡れていた。
小さくなっている俺の身体は30㎝。1/6程になっている。
それに合わせて俺の息子も1/6だ。子供のそれよりもはるかに小さいのだ。
彼女の中へと息子を進ませるも、入口付近までしか届かなかった。
それでも俺は一心不乱に擦り付けるように腰を振りまくった。
「あっ・・・んっ♪ あそこにあたって・・・気持ち・・・・・いいよ♪」
暫くして彼女の身体がビクンビクンと震えるのが伝わってきた。
そして俺も一緒に果てたのだった。

思わず赤ちゃんプレイになってしまったが、これはこれでいいものだった。
秘密を打ち明けて良かった。
これからも小さくなって色々なプレイが出来るだろう。
「あーまたエッチな事考えてる?」
ドキッ!
「望さんってすぐ顔に出るんだよね。小さくなって色んなエッチ試したいとか思ってるんでしょ?」
「ソンナコトナイヨー」

そんなこんなで二人の秘密の新婚生活が始まったのだった。