今日から魔法使い1

「う~ん、どれにしようかなぁ~。」
俺は30歳の誕生日に突如現れた新人魔法使いサポート担当のキノから渡されたマジカロイド端末を覗き込みながら呟く。
端末の画面には魔法配信サービスのマジカルプレイが表示されている。

縮小魔法か・・・。
昨晩キノに縮められた時のことが思い出される。
目の前、手を伸ばせば届く距離に巨大なキノのパンツがあった。
やや食い込んだパンツにはスジが浮かび上がっていた。
小さくされた俺の身体くらいならあっさり飲み込んでしまえるのだろう。
彼女の身体から発せられる汗とか、ほんのりと酸っぱいような熱気の籠った空気を全身で感じることが出来た。
あまりにも突然の事だったので理解が追い付かなかったが、一晩経って冷静に考えるとすごい体験だった。
もし、あのまま飛びついていれば・・・とゴクリと喉を鳴らす。
あの体験が俺の中の新しい性癖の扉を開いてしまったのかもしれない。そう、サイズフェチという名の扉を。

俺はマジカルプレイで縮小魔法を検索していた。
「お・・・有った有った~
ん?レビューとか有るのか。どれどれ・・・。」

縮小魔法 ミニマム 1000SP:★★★★☆
生物や物体を任意のサイズに小さくすることが出来る魔法。
・小さくなって覗き放題最高です。
・パンツの中まで侵入しました。サイズフェチの方には必須でしょう。
・全身パフパフとか夢が叶いました。
・小さくなると移動するのが大変だった。飛行魔法や瞬間移動との併用をおすすめする。

「なかなか評価高いな・・・。」
小さくなってパンツの中とか想像するだけで下半身が熱くなる。
レビューにあった飛行魔法とかも魔法使いっぽくていいなぁ。
そんなこんなで縮小魔法(1000SP)と飛行魔法(1000SP)を端末へとインストールしたのだった。
残り:1000SP

インストールが済むとさっそく魔法を使ってみたくなるものである。
俺は端末をかざして魔法を唱える。
魔法と言っても頭で思い浮かべながら端末画面をタッチするか、音声キーワードを呟くだけである。
「ミニマム~」
端末画面に魔法陣が浮かび上がって光を放つと俺の身体はみるみると小さくなっていった。

ちなみに端末は自由に仕舞ったり、取り出したりすることが出来る便利仕様だ。
仕舞ったままで使うことも出来るので小さくなっても問題はなかった。
魔法、まじスゴイ。

先ほどまでのアパートの一室が今では球場よりもはるかに大きい。
壁に備え付けられた鏡を覗こうと移動するが、移動するだけでもかなりの距離だ。
再び、呪文を唱える。
「フライ~」

するとフワフワと俺の身体は浮かび上がり、飛びたい方向へと結構なスピードで移動することができた。
「おおっ、すげーっ!! 魔法使いっぽい!!」
俺はしばらく部屋の中を自由に飛び回ったのだった。

今日は土曜。時刻は夕方である。
カツン、カツン、カツン・・・。
俺が部屋の中で飛行を楽しんでいると、アパートの廊下に足音が響く。
どうやら隣の部屋の住人が帰ってきたようだ。
何度か廊下ですれ違った時に軽く会釈しただけの間柄だ。
とても可愛らしい見た目をした小柄な女の子だ。
たまたま方向が被った時には、訝しげな眼で見られた。
ストーカーか何かと思われたんじゃないだろうか。
はっきり言って非常に気まずかった。
たまに女友達と宅飲みして騒いでいるのが薄い壁越しに良く聞こえてきた。
今の所、男の影はなさそうだった。

俺は身体を5mm程度に縮めると再び飛行魔法で、換気口の隙間からアパートの廊下へと飛び出したのだった。
アパートの2階の一番奥の突き当りが彼女の部屋、そしてその隣が俺の部屋である。
彼女の部屋の前に行くと換気口から中へと侵入したのだった。

薄暗い中、換気口を進むと開けた部屋に出た。
「おっと・・・ここはトイレか。」
選んだ換気口はトイレに繋がるものだったようだ。

ドアの隙間から洩れ入ってくる光の方へと移動しようとしていたら急に足音が近づいてくる。
カチッとスイッチを付ける音がして、トイレの中が明るく照らされる。
俺は慌てて便器の後ろへと身を隠したのだった。

勢いよくドアが開かれると、可愛らしいあのお隣さんの姿が目に飛び込んできた。
すぐに後ろを向いてワンピースの中へと手を入れると、薄ピンク色のパンツが膝のあたりまで降ろされる。
そして便座にストンと腰を下ろしため息をつく。

自分よりもかなり年下の可愛い子のアパートに忍び込んでトイレ覗くとか・・・。
小心者の俺の心臓はもうドキドキである。
しかしながら生まれてから30年、モニター越しにしか見たことのない3次元の女体の神秘がそこにあるのだ。
もう行くっきゃない!

俺は便器の後ろから正面へと回り込み、飛行魔法でゆっくりと浮かび上がると彼女に見つからない様に気を使いながら両膝の隙間からワンピースの内側へと飛び込んだのだ。
彼女のワンピースの布越しに照らされた薄暗い空間に俺は居る。
目の前に広がるのは夢にまで見た絶景である。

飛行魔法を制御しながらゆっくりと近づいて行く。
今の俺の身長は5㎜くらいである。
俺の身長の何倍もあるような黒く茂ったジャングル。
彼女の名誉のために言っておくが、別に毛深い訳じゃない。むしろ薄いくらいだ。
そして下側へと回り込むと、そこには縦に走った大きな割れ目が見える。
「こっ、これが・・・。(ゴクリ)」
あまりの迫力に思わず息を飲んだのだった。
ヒクヒクとしたかと思うと黄色い濁流が飛沫を上げながら一気に放流される。
上空からカラカラとトイレットペーパーを巻き上げる音がしたかと思うと、ワンピースの屋根の隙間から巨大な手が差し込まれる。
あまりにも近くで鑑賞していたため、危うくトイレットペーパーで拭き取られてしまうとこだった。
「っと危ない!! ああ、それにしてもスゴイ物が見れたな・・・。魔法、まじスゴイ!」

だが俺は冷静になる。
「なんてこった!このままじゃSP稼げないじゃないか!!」
そう、俺は気づいてしまったのだ。こんな盗撮紛いの事をしていてもSPは手に入らないのだ。
どうする?何らかの魔法を使って相手の感情を高めてやればSPがチャージできるらしいが。
今の俺の使える魔法は縮小と飛行魔法だけだ。残りSPも1000で心もとない。

彼女は再びパンツに手をかけると立ち上がり、引き上げ始める。
俺は閃いた。
小さな体でも彼女の敏感な所を刺激してやれば、彼女の感情を高めてSPをチャージすることが出来るのだと。
引き上げられていくパンツの中へ間髪入れずに飛び込むことに成功する。
パンツの中央部、クロッチの辺りへとポヨンと不時着したのだった。

むにゅん。
パンツは上まで引き上げられると彼女の股間へぴっちりと密着する。
俺はその存在を気づかれる事もなく潜入に成功したのだった。
ただ、パンツの布地に彼女の巨大な割れ目へと押しつけられて身動きが取れない状態である。
「はぁはぁ、なんとかパンツの中へと侵入は出来た。しかしこの後どうしたものか・・・。」

俺は彼女の匂いと体温に包まれながら、どうやって気づかれずにSPを吸収しようかと頭を巡らせる。
「そうだ、こんな時こそ発想の逆転だよ!気づかれてもいいじゃないか。捕まらなければいいと!!」

彼女はトイレから部屋へ戻るとソファーへと座ったのだった。
いわゆる人をダメにするソファーだ。
「はぁぁぁ・・・今日は疲れたなぁ~」
一日友達と遊んできた彼女の身体から力が抜ける。
ワンピースなのに足を大きく開いてだらしない恰好である。
お母さんが見たら叱られるだろう。

俺を挟み込むクレバスの圧力がやや弱くなった。
「今だ!」
俺は飛行魔法を全開にして、力が抜けて軟らかくなった入口から彼女の奥深くへと突き進む。
「んっ?なんだろう、まだ生理じゃないし。」
体長5mmだが、さすがに何か違和感は感じるらしい。
だが、さすがに30のおっさんが膣内に入り込んでいるとは思うまい。

膣壁に揉まれながらもその合間を奥へ奥へと突き進む。
「さすがにこの辺りまで来れば彼女も手を出せないだろう・・・。」
そう、俺はまさに彼女の”手の届かない場所”までやってきたのだ。

「それじゃSPを頂くとしますか。」
俺は頭の中にサイズを思い浮かべながら縮小魔法を再び発動する。
ググググッ・・・。
彼女の膣奥で身体のサイズを5mmから徐々に大きくしていく。
俺の身体が彼女の中をゆっくりと押し広げていく。

「ひゃわわわ・・・。なにこれ!?」
彼女は下腹部へと手を当て、自分の中で徐々に膨らんでいく異物に気づく。
「何かが膨らんでる!? って止まった!?」

彼女はやや青い顔になりながらもその正体を確かめるべくすらりと細い指をパンツの中へ。
そしてさらにその奥の彼女自身の入口へとあてがうと、恐る恐る中へと滑り込ませていく。
「もうちょっと奥かな?」
目いっぱい指を奥へと差し込んでみるが謎の異物までは届かなかった。

「何なのこれ、痛くはないっていうか・・・むしろ・・・。」
この時、俺は彼女の奥深くで4㎝程度に戻ると柔らかな肉襞にまみれながら、全身を使い刺激しまくっていたのだ。

「んっ・・・。」
先ほどまで自分の中にある異物を見つけ出そうと探っていた指の動きだったが、いつの間にかオナニーのソレに変わっていた。
膣奥からの謎(俺)の刺激に加え、自分でお豆を弄り回しやがて大きな波が押し寄せる。
身体を大きくのけ反らしながら彼女はビクンビクンと身体を痙攣させる。
ひときわ大きく収縮した彼女のぬるぬるの肉襞にぎゅぎゅっと締め付けられて俺も絶頂へと達してしまった。

ふと頭の中にアナウンスが流れる。
「スピリチュアルエナジー 30000ポイントをチャージ完了しました。」

彼女は放心状態であったが、しばらくしてはっと我に返ったようだ。
「やだ、私ったら何をして・・・。とりあえずシャワー浴びて落ち着こう。」
彼女が絶頂して放心状態の間にそこから抜け出せればよかったのだが、すっかり忘れていた。
俺は慌てて身体を再び小さくして彼女の奥深くで身を隠すのであった。

───深夜───
彼女はぐっすりと深い眠りへとついていた。
「ぷはっ!!やっぱり新鮮な空気は上手いな。」
かれこれ何時間彼女の中に潜んでいたのだろうか。
彼女の愛液で手足の皮はふやけ、体温ですでに熱中症一歩手前である。
なんとか飛行魔法を発動し、自分の部屋へとふらふらと飛んで戻ったのであった。