今日から魔法使い5

「ん~朝の散歩はすがすがしいな。」
家の近所の大きな公園をぶらぶらと散歩中である。
ちょこちょことペットの犬を連れた人とすれ違う。

ベンチに座って愛犬におやつを上げている女性がいた。
膝の上に乗せてかわいがっている。
犬が女性の口をペロペロしている。
けしからん、実にけしからん。そしてうらやましい。
飼い主の女性に目が行く。OLだろうか。
落ち着いていて優しそうな雰囲気だ。

「ああ、俺もあんな風にかわいがられたいな。そしてあわよくば夜のご奉仕も・・・。」
などとバカな妄想を膨らませる30歳独身。彼女居ない歴=年齢である。
俺は魔法デバイスのマジカロイド端末を取り出し魔法を検索する。
前回は物(非生物)に変身するメタモルの魔法を覚えたのだが、今度は生き物にも変身できる魔法を探してみる。
幸いなことにSPは大量に溜まっていた。

「おお、あった。このトランスって魔法なら生物に変身できるな、レビューもいいし。」
そしてさっそく魔法をインストールするのだった。

生物変身魔法 トランス 2000SP:★★★★☆
身体を好きな生物に変身させることが出来る魔法。
部分的に変身させることも出来る。
・女の子に可愛がられて最高。
・おい、部分的に馬並みになったぞ!まじやばい!
・鳥になって大空を飛び回る夢が叶いました。

俺はさっそく鳥に変身している。
「トランス!!」
身体が小さくなって鳥へと姿を変える。
手が翼となり感覚の違いに少々戸惑ったが何故か自然と飛び方は理解していた。
俺は大きく羽ばたくと大空の散歩へと出かけたのだ。

鳥になってしばらく気持ちよく飛んでいると結構遠くまで来てしまったようだ。
すると看板に書かれた文字が目に入ってきた。
「ドクターフィッシュ風呂・・・だと!?」
近づいてみると女子大生と思われるグループが入っていったのが分かった。
これはもう、行くっきゃない!

俺は人目を避けつつドクターフィッシュの居る水風呂に辿り着くと今度はドクターフィッシュへと変身したのだ。
水面を見上げながらしばらく待っていると、水着に着替えた先ほどの女子大生グループが入ってきた。
そして下半身を俺たちの泳ぐ水風呂へと浸かったのだった。
足をつつくドクターフィッシュの感覚にきゃぁきゃぁと可愛い声を上げている。
「むふふ、それじゃ俺も行きますか。」
俺はやや離れて入っていた女の子の方へと近づくと他の魚達と同じように口で彼女をつついてみた。
若い女性の弾力のある肌の感触がたまらない。
足の指の隙間をつんつんすると、彼女がピクピクと反応するのも面白い。
たまに色っぽい声が漏れ出る。
とても敏感っぽい。

彼女はビキニタイプの水着を着ていた。
俺は彼女の股間の前まで泳いでいくと、水着の上から一番敏感な所をツンツンとしてみた。
「ひゃうっ!!」
すると先ほどまでよりも大きな反応が返ってくる。
ここか、ここがええのんか~などと心の中で呟きながらツンツンアタックを繰り返していると、女子大生は何やら考え込む様な顔をしていた。
さらにツンツンを続けていると、彼女の大きな手が迫ってきた!
「うわっ!!」
と思ったら、その手は俺ではなく水着の股間の布地を摘まんでいた。
そして水着の縁を少し持ち上げると小声で囁いた。
「ほ~ら、エッチなお魚さん。こっちだよ~。」

こ、この女誘ってやがる!
水着の股間部分にできた隙間から彼女のアンダーヘアが見える。
たとえ罠だろうが、行くしかない!
俺は迷わずその水着の隙間へと飛び込んだのだった。
水着の中へと入ると、一番敏感であろうお豆さんをつんつんとついばむ。
「んっ・・・。」
その刺激で彼女の手が緩み入り口は塞がれてしまった。
水着は収縮し、内部の空間は狭くなる。
俺の身体は彼女の股間部分へと押さえつけられる。
身体をくねらせてピチピチと跳ねると彼女の身体がピクンピクンと反応する。
他の女の子にバレないように声を押し殺しているが、とても感じているようだ。
精神的な高まりがSP(スピリチュアルエナジー)となってチャージされていくのが分かる。
しばらくして彼女は水着の脇に手をやると、指でそこを大きく開いたのだった。
綺麗なピンクの割れ目が眼前に広がっている。

なぜ穴に入るのかって?それはそこに穴が有るからだ。
どこかの登山家の様なセリフを頭に浮かべつつ、俺は頭から内部へと飛び込んだのだ。
ヒレを上手く使いながら身体をくねらせ、彼女の内部を遡上していく。
そして奥深くまで潜り込むと身体を激しく躍らせ、目いっぱい内部から刺激してあげたのだ。

でも俺は今、魚なんだよね。
彼女の中には俺と一緒に入った僅かばかりの水しかなく、間もなく息切れしてしまった。
身体がだるくなり、徐々に意識が遠のいていき気を失ってしまったようだ。
「あ・・・あれ?動かなくなっちゃった!?」
あそこに指を入れて、俺を摘まみ上げると顔の前まで待ちあげる。
「ありがと、気持ちよかったよ~。」
そう言うと彼女は俺にキスすると動けなくなった俺を水の中へポイッと投げ込んだのだった。
気を失って水面を漂う俺。
しばらくあとで意識を取り戻し、転移魔法で命からがらアパートへと戻ったのだった。

夜、部屋でぐったりしていると彼女が来た。そう、キノさんだ。
「ねぇ、海に行かない? 転移魔法使えるよね? ね?」
それは突然のデートのお誘いだった。
いや、これはアッシーか!?
転移魔法は取得SPの関係でなかなか持っている人が少ないのだ。
まぁ、彼女の水着姿が見れるなら喜んでアッシーになろうではないか。

翌日、デートなどしたことがないので緊張してかなり早く待ち合わせ場所についてしまった。
しばらく待ち合わせ場所で時間を潰して待っていると彼女達がやってきた。
二人きりじゃないのか!とがっくりしたが、一緒にきた女の子もとても可愛かったのでのでちょっぴりうれしかった。
「いつも姉がお世話になってます。妹のユナです。」
「昨日準備してたら急に着いてくるって聞かなくてさ。」
キノさんの妹だった。姉よりしっかりしてそうな印象だ。

出発前にキノがお手洗いで席を外した際に妹のユナが俺の顔をまじまじと見つめてきた。
「姉とは付き合ってるんですか?」
「ぶふぉっ!」
飲みかけていたミネラルウォーターを吐き出してしまった。
「えっ?あっ!? いやいやいや・・・お付き合いとかそう言うのじゃないですよ!」
「ふ~ん、そうなんですね。この間から姉の羽振りがいいのでてっきりそういう仲なのかと思ってました。じゃあ、狙っちゃおうかな~。(ボソッ)」
最後何か聞こえたような気がするが、気のせいだろう。
そこにキノが戻ってきて出発となった。

人気の無い路地裏へと移動すると俺は転移魔法を唱える。
転移先は赤道直下の無人島の一つだ。
一瞬で周りの景色が変わる。
ヤシの木が風に揺れていて、照りつける太陽が眩しい。

「さぁ、泳ぐぞー!」
キノは元気いっぱいである。
「「チェンジ!」」
二人が魔法と唱えると水着へと姿が変わる。
衣装交換魔法か・・・便利だな。
それにしても二人の水着姿が眩しい。
キノは結構大胆なビキニ、ユナはワンピースタイプの水着だった。
そんな二人とは裏腹に俺一人木の裏に隠れながらこそこそと水着へと着替えるのであった。

キノはひと泳ぎすると収納魔法でビーチパラソルとチェアを出して横になっている。
風が心地良かったのかそのうちスヤスヤと眠ってしまった。
ユナは波打ち際で貝殻を集めて楽しんでいるようだ。
するとユナが手招きしてこちらを呼んでいる。
「ちょっと一緒に潜りませんか?」
そう言うと彼女は水中でも呼吸が出来る魔法と会話できる魔法を俺に掛けてくれたのだ。

彼女に手を取られ、海の中を一緒に潜っている。
一面にサンゴ礁が広がり、色鮮やかな魚達が遊泳している。
そして隣には笑顔のユナが居る。
ふと、目の前を蛸が通りかかる。

急に彼女がモジモジしながら俺の腕に抱きついてきた。
「ねぇ、間藤さん・・・その、私・・・。」
それは突然の告白だった。

「私・・・実は蛸が大好きなんですよね。」
「はい!?」
急に話を振られて呆然とする俺に彼女の話は止まらない。
「蛸いいですよね・・・あのヌルヌルとした感触。そしてあの触手の様にうねうねと動く足。
ああ、身体に張り付かれて絡めとられて・・・想像するだけでもう、私濡れてきちゃう。」
ああ、姉も姉だが妹も妹だった。
そんな事をカミングアウトするという事はもちろん期待してるんですよね、わかります。
「ねぇ、間藤さんって変身できますか?」

俺は促されるまま変身魔法を唱える。
「トランス!」
魔法陣が浮かび上がると俺の身体は縮んでいき、そしてやや小ぶりな蛸へと変身したのだった。
「ああ、間藤さん。このヌルヌルでグニャグニャ・・・ステキです♪」
指先で俺の頭をつつーっと優しく撫でる。
既にユナの目が恍惚の表情をしていた。
彼女は変身した俺の身体を胸元に抱き寄せると俺に向かって言った。
「間藤さん・・・私の身体、無茶苦茶にしてもいいんですよ? いえ、寧ろ無茶苦茶にしてください!!」

はぁ、辛抱たまらん。
目の前にワンピースの水着に覆われたユナの胸がある。
大きすぎず、小さすぎず。丁度手に収まるくらいの絶妙な大きさだ。
蛸になった俺にとっては自分と同じくらいの大きさだが。
俺は水着の胸元から入り込み、その弾力のある胸に無数の腕を使って張り付いては揉み上げる。
俺の腕に締め上げられた胸は形を変る。
この人、胸の先っちょがもうビンビンに立ってるんですが。
うねうねと胸を締め上げては揉みしだくと、彼女はハァハァと息をしながらその身体を捩らせる。
「私、ついに蛸に犯されてしまうのね・・・。」
いや、蛸に無茶苦茶にして欲しいって自分で言いましたよね?

俺は胸から離れると狭い水着の中を胸元から腰、そして股間の部分へと移動する。
狭いのは狭いが、軟体動物である俺には特に問題ではなかった。
そして股間部分へと辿り着く。
少し手が触れただけで彼女の身体が反応する。
俺は彼女の割れ目の前へと移動するとヌルヌルで軟らかく変身した蛸の身体をそこへ押し付けていく。
何本かの腕を彼女の中へ差し込んでは中から刺激する。
一本の腕はきゅっと締まったお尻の穴へねじ込んでみる。
残りの腕は太腿や、お尻の肉へと絡みつかせてみた。
「はうっ───!? 蛸に・・・蛸に犯されてるぅぅぅぅ♪」

俺はユナのあそこに腕を何本も突っ込んではかき回していると、ふと蛸の本能が俺に訴えてくる。
あれ・・・?ここ住み心地よさそうじゃね?
中からかき回す腕の数を順に増やしてみる。
3本、4本、5本・・・まだまだ入る。
6本、7本、8本。
残るは頭と胴体だが、いけそうな気がする。
入り口はちょっと狭いが、この軟らかい身体には大した問題ではなかった。
にゅるん。
「ああっ・・・・蛸が中に!私の中に入っちゃったよぉ~!! 中でうねうねしてるぅ~!!」
ユナが歓喜の声を上げる。

彼女の中へとすっぽりと納まってしまった。
狭い彼女の中を無数の腕を使って愛撫する。
クチュクチュ・・・。
クチュクチュクチュ・・・。
蛸壺と化した彼女の膣はその中からの激しい刺激により2度3度大きく収縮させると、彼女は果ててしまったようだ。

しばらく後、再び浜へと戻る。
「あれ? 一人? 間藤さんは?」
「まだ暫く潜るそうですよ? 姉さんも行ってきたらどう?」
「そっか、じゃあちょっと潜ってくる~。」
そう言ってキノは海の中へと姿を消してしまった。

入れ替わりで木陰のチェアに横になるユナ。
ただ、その顔は頬を赤く染めている。
時折、水着の股の部分からぐちゃぐちゃという卑猥な音が漏れ出し、蛸の足が見え隠れしていた。