「先生!夫の病気は治るんですか?正直に言ってください!!」
 「奥さん、落ち着いてください。旦那様の病名ですが近年見られるようになった縮小病というものです。
 大変言いにくいのですが、まだこの病気は完治した症例は無いのが正直な所です。」
 「それじゃ・・・夫は・・・・。」
 しばしの沈黙の後、女医は言った。
 「このままのペースで症状が進行すれば持ってあと一か月です。」
 「そ・・・そんな・・・。」
 その場に俺の妻の裕子が崩れ落ちる。
 まだ結婚して3年。まだたったの3年なのだ。
 俺はこのまま行けば一か月後には米粒、いやホコリの様に小さくなりやがて消滅するのだ。
 「このまま入院を続けますか?それとも自宅で療養しますか?
 このまま入院していても出来る事は無いというのが正直な所です。」
 「できれば最後は自宅で・・・。」
 俺は泣き崩れる妻の横でそう答えたのだった。
今の俺は発症してから一か月程になるのだが、今では身長10cm程となっている。
 日に日に10%ずつのペースで小さくなっているのだ。
 「なぁ、裕子。二人で初めて旅行した温泉にでも行かないか?」
 最近塞ぎがちな妻に話しかけたのだった。
 「そうね。うん、そうしましょう!」
 そうは言ったものの、急な思い付きだったので直ぐに予約が取れず取れたのは十日後だった。
 俺の身長はその間もさらに縮み続け旅行の日にはもう3.5cmを切るところまで進行してしまっていた。
 残された時間はもうあまり無かった。
「それじゃそろそろ行きましょうか。」
 「ああ、そうしよう。」
 「えっと・・・どうしよう?」
 ここまで小さくなってからは一緒に出掛けるのは初めてなので俺の扱いに戸惑っているようだ。
 「カバンの中でいいかしら?」
 「ん~?少し我がまま言っていい?」
 「ええ、良いわよ?」
 「裕子の体温を感じて居たいから胸の谷間に入れてくれないか?」
 「ふふふ。良いわよ。智くんって昔からおっぱい好きだったよね。」
 そんなやり取りの後、俺は妻の胸の谷間から顔だけ出してすっぽりと納まったのだった。
 「大丈夫?苦しくない?」
 「ああ、大丈夫だよ。柔らかくて裕子のいい匂いがする。」
 「もうっ!」
 俺は左右からむぎゅっとされてその豊満なバストに押しつぶされるのだった。
「お部屋はこちらになります。それではごゆっくり。」
 通された部屋は昔来た時と変わっていなかった。
 「懐かしいわね?まるであの頃のままだわ。」
 「折角だし、ひとっ風呂浴びようか。」
 「ええ、そうしましょう♪」
 前回来たときは初めての泊まりでの旅行だった。
 この部屋には露天風呂が付いていてお互いに緊張してドキドキしたものだ。
 今となってはいい思い出だが。
 あれから俺達は順調に恋愛をし、やがて結婚し、そして3年間を共に生きた。
 まだまだこれからだって言うのに。
目の前で妻の裕子が服を脱いでいく。
 俺は少し離れた床の上からそれを眺めていた。
 指先程になってしまった俺からすると150cmの小柄な彼女であったが40倍、高層ビルの様に大きいのだ。
 とてつもなく大きな彼女だが恐怖と言うものは全く感じていなかった。
 彼女がとてもやさしい人だと知っているからだ。
ほら、行くわよ。
 一糸まとわぬ姿になった彼女が俺を優しく持ち上げて露天風呂まで運んでくれる。
 それじゃ先に身体洗うから智くんはここでおとなしく待っててね。
 身体を洗い始めた彼女の事を台の上から眺めていたのであった。
 小柄な彼女だが胸はかなり大きい。
 彼女が身体を洗うのに動くたびにプルンプルンと揺れる。
 大変度し難い。
 彼女が洗い終わると俺の番だった。
 ボディーシャンプーを泡だてて俺の身体を指先で優しく洗ってくれた。
 俺の身体が彼女の手のひらにすっぽりと納まってしまう事に今更ながらショックを受けたが、まぁ今はそんなことはどうでもいい。
 せめて楽しい思い出を彼女に残してあげたい。
湯舟に浸かる。
 俺はと言うと足はつかないので彼女の身体に掴まっている。
 「智くん大丈夫?」
 「流石に深すぎて怖いかも。」
 「じゃあ、ここに来る?」
 そう言って彼女は湯舟にプカプカと浮かぶ自分の胸の上に俺をそっと乗せてくれた。
 胸の谷間に出来た湯溜まりが俺に丁度いいサイズの湯舟だった。
 「ああ、これは最高の温泉だわ。」
 俺は妻にそう返すのだった。
二人分の晩御飯が部屋に運ばれてくる。
 予約も一人分でいいと妻に言ったのだが、二人での旅行だからと頑なに譲らなかった。
 俺はお膳の上に降ろしてもらって食べようとしたが、なんせこの身体だ。
 折角の山盛りのご馳走を前に歯が立たず、まともに食べる事が出来なかった。
 それを見かねた妻が細かくほぐして食べやすくしてくれて何とか少しだけは食べる事が出来た。
 症状が発症して入院してからというもの、ずっと流動食だけだったのだ。
 俺の好物の茶碗蒸しを匙ですくってフーフーと冷ますと俺の前へと持ってきてくれる。
 それを俺は頭から齧り付くようにがっつくのだが、折角綺麗に洗ったのに身体がべちょべちょになってしまっていた。
 「悪い、食べ終わったらまた洗ってくれないか?」
 「ええ、良いわよ。でもその前に・・・顔に茶碗蒸し付いてるよ?」
 妻の手が伸びてきて俺の身体を優しく顔の前まで持ち上げて口元まで運ばれると、妻の舌が俺の顔をペロリと舐めてきた。
 久しぶりのキス・・・キスと言っていいのだろうか。
 「なぁ、裕子。キスしていいか?」
 俺がそう言うと彼女は無言でその大きな唇を俺の顔に優しく重ねるのだった。
 俺はその大きなプルンとした唇をペロペロと舐めると、妻も気が付いたのか舌を出してきて俺と舌を絡めるのであった。
 俺はその舌に口を付けて吸う様にすると舌先でそれに合わせてくれた。
 ヌルヌルとした大きな舌が俺の身体を優しく撫でる。
 この時俺は小さくなってからはめっきり感じていなかった性的興奮の高まりを感じていた。
楽しい時間はすぐに過ぎて行く。
 部屋に用意された布団に横になる。
 二つ並んで用意された布団が物さみしい。
 「裕子、今日は一緒に寝ないか?」
 「良いけど、寝返り打って潰しちゃったりしないかな?」
 「あー、まぁそうなんだけど・・・。最後に・・・・もう一度だけ愛し合いたい。
 どうせあと数日で消えてしまうこの身体なら、いっそのこと裕子の中で一つになったまま果てたいんだ。」
 そして俺は胸の内を告白する。
 「・・・。」
 その意味を理解したのか彼女が泣き出してしまった。
 「裕子、泣くなって。最後は笑っていて欲しい。
 「智くん・・・。」
 しばらく妻は子供の様に泣きじゃくっていたが、ようやく気持ちの整理がついたのかやっと笑顔を向けてくれた。
敷かれた布団の上に浴衣姿の妻が横になる。
 その妻の胸元の上に俺は今乗っている。
 彼女が呼吸をする度に大地が大きく振動する。
 妻が浴衣の帯を緩めると前がはだけて下着が露わになった。
 その大きな双丘は俺の背丈の3倍ほどの高さだ。
 俺はブラの中に潜り込むと柔らかく弾力のある丘をよじ登りその上へとたどり着く。
 そこには俺の頭よりも大きな乳首が有った。
 俺は両手で掴みペロペロと愛撫すると、それは目の前で膨らんで隆起していった。
 こんなに小さな俺でもまだ彼女を愛する事は出来るのだ。
 ちょっと不安だったが少しだけ安堵するのだった。
 俺は丘の上から谷間へと降りる。
 すると妻が胸を寄せて俺の事を挟み込んできた。
 小さくなる前はその大きな胸で息子を挟み込んでもらって世話になったものだ。
 今では俺自身が余裕で挟まれる大きさになってしまった。
 しばらくその胸の谷間で気持ちよく戯れていたのだが、そろそろ次のステップへと向かう。
 胸の谷間からお腹の上を通り下腹部へと向かう。
 そこには壮大なパンティーが有った。
 俺は覚悟を決めて最後の地へと向かった。
などとカッコつけては見たものの実際の所はパンツのゴムが持ち上がらずに苦戦していたらそれに気づいた妻がパンツのゴムを持ち上げて隙間を作ってくれたのだ。
 俺はその中へと潜り込んで行った。
 するとそこには腰の高さほどの草原が広がる。
 さらにその先は斜面が下り坂になっていて、そこが目指すが場所である。
 足からゆっくりと気を付けながら斜面を降りていく。
 やがてそこにたどり着いた。
 何度も愛した妻のあそこが目の前に広がる。
 俺の身長よりも大きな割れ目が口を閉ざして佇んでいた。
 その閉じられた入り口をこじ開けようと試みたものの、やはりここでも力及ばず四苦八苦していると妻が察して自分の指で大きく広げてくれたのだった。
 入り口がヒクヒクと動いている。
 上の方には俺の頭くらいの大きさの突起が姿を現していた。
 俺はそっと口づけをして優しく激しく愛撫してみた。
 「んっ・・・。」
 妻の身体が大きくビクンと揺れる。
 しばらく愛撫を続けていると妻の手で開かれた洞窟はしっとりと濡れ始めていた。
 「俺は君と出会えてとても幸せだったよ。」
 そう言って俺は妻の手で広げられた彼女の中へと頭から潜り込んでいったのであった。
 彼女の中を奥へ奥へと進んで行く。
 奥に入り込むと妻は広げていた手を離した様で、うっすらと光が差し込んで明るかった洞窟は真っ暗な世界へと変わった。
 柔らかい膣肉に全身を優しく包まれる。
 入り口はぴっちりと閉じられており、もはや俺一人で外に出る事も出来ないだろう。
 まぁ、もともと二度と外に出る事は考えてはいなかった。
 妻の膣の奥深くにすっぽりと納まった俺は後数日もすればさらに小さくなり、やがて妻からも感じられない程のちっぽけな存在となって消える運命だ。
 どうせ消えるなら愛した妻の中がいい。
 また生まれ変わっても妻と出会えるといいなぁ。
 そして部屋の中に一人で声を殺して涙を流す妻の姿だけが有ったのだった。
───後日
 一人温泉から帰宅して喪失感にふさぎ込んでいた裕子の姿が有った。
 今頃は最愛の夫はもう自分の中で米粒よりも小さくなりこの世界から姿を消してしまっている頃だ。
 縮小病はその特性上、遺体も残らない。
 病院で縮小病と診断された時点で書類が用意され、あとは役所に提出したら死亡認定される。
 「ふぅ・・・。」
 あれからため息しか出ない。
 だが、いつまでもこのままにはできないので役所に行かねば。
 気が重いが出かける準備をする。
 部屋着から着替えていると下腹部に何か違和感を感じる。
 まるでまだ中にあの人が居るような、そんな気がした。
 ありえない。そんなことはありえないのだ。
 温泉から帰ってからも自分の中の夫の姿を確認するのが怖かった。
 居なくなってしまったのを認めるのが怖かったのだ。
 確認しなければいつまでも夫が生きていてくれる。
 そんな気がしていたからだ。
 やはり気が乗らないので今日も外出は取りやめた。
 また数日部屋で塞ぎ込む。
 自分の中の違和感が日に日に大きくなっていくのだが、そのことから目を逸らし続けた。
 更に数日が経ち、やがてそれにも限界が訪れる。
 朝痛みで目を覚ます。
 下腹部が痛いのだ。
 なんというか、何かが挟まっていて内側から張り裂けそうな感じだ。
 私は覚悟を決めて現実と向き合う事にした。
 下着を降ろし、あそこに指を入れてみた。
 「えっ?」
 指先に何かが当たる。
 幻でもなく、何かが中にある。
 心当たりなんて何もなく・・・。いや、あった。
 私は張り裂けそうな痛みの中、指を入れて膣の中のそれをゆっくりと引っ張りだしたのだった。
「やっと気づいてくれた。ただいま。」
 裕子はその現実に再び号泣したのだった。
 「智くん・・・お帰りなさい。」
これでめでたく終わったかと思うと実はそうではない。
 あれから再び小さくなっていったのだ。
 一時的には大きくなったが、症状は変わらず進行していく。
 「ねぇ、智くん。何が理由で大きくなったと思う?」
 「そりゃ・・・状況からして、愛でしょ?愛。」
 「そっかー、愛かぁ・・・。」
 数日経ち、再び5cm程に小さくなった所で再び大きくなるか試してみる事にした。
 二人とも確信のようなものがあったため、病状が進行することには以前程の不安は感じていなかった。
 「それじゃ準備はいい?」
 「ああ、俺はいつでも。」
 目の前には下半身裸の妻がM字で足を広げている。
 ツプッ。
 俺は彼女の指で開かれたあそこの中へと押し込まれたのだった。
 一晩を彼女の中で過ごす。
 「んんんっ・・・。」
 ポトッ。
 翌朝彼女に産み落とされる。
 「やっぱり少し大きくなってるな。5cmだったのが5.5cmだ!!」
 「あー、やっぱり私の愛の力だったかー。」
 「多分愛液に含まれる何かを飲んだか、皮膚から吸収されのが理由だとは思う。」
 「そっか、じゃあいっぱい濡れてたら治るかもしれないね!」
 「ちょ・・・まって!そんなに濡れたら溺れる・・・。」
 俺は彼女のグチャグチャに濡れたおまんこの中に押し込まれる日々を過ごしたのだった。
「智くん、こんなに太くて立派なの入らないよぉ・・・。」
 「人をチンコみたいに言うな!」
 「ここまでは大きくなるんだけど、これ以上大きくなると中に入れられないんだよね。痛いし。」
 「でもありがとう。裕子のおかげで俺はこうして生きていられる。」
 「そうだ、良い事思いついた!」
 妻はそう言うと俺を横にして、その上に跨ってきた。
 相変わらず大迫力の妻の身体が迫ってくる。
 「ザ・スマタ大作戦!」
 そう言って俺の上に腰を降ろしてグリグリと腰を押し付けてきたのだった。
 やがて溢れ出した愛液で俺の身体はベトベトに愛液まみれとなる。
 「これも治療だからね!」
 「なんか楽しんでない?」
 「楽しんでもいいじゃん!」
 「それもそうだな。俺も楽しむか。」
───後日。
 「しまった!書類の事忘れてた!!」
 一般的に縮小病が発病して一定の期間が経つと死亡扱いとなる。
 このままでは俺は死亡扱いになってしまうのだ。
 「一回病院で診てもらってどうしたらいいか聞かないとだめかも?」
 再び以前世話になった病院の女医の元を訪れる。
 「信じられない・・・。」
 女医さんがかなり驚きの声を上げた。
 検査したところ、いたって健康だった。
 「同じ病気で苦しむ人達のために、何が有ったか詳しく教えてくれませんか?」
 「えっと・・・その・・・・。愛・・・ですかね?」
 俺は特効薬開発のために協力することとなった。
 妻には席を外してもらい、女医さんと二人きりで話をする。
 「つまり・・・奥さんのあそこの中に入って過ごしていたら回復したと?」
 「ぶっちゃけるとその通りなんですが、その変態を見るような目を止めてくれませんか?」
 「あっ、失礼しました。」
 「愛の形は色々ですからあまり詮索はしないでください。あと妻には俺が無理言ってお願いしたので。」
 「でもそのお陰で治療薬の糸口が見つかりました。大発見ですよ。」
 それから俺は研究対象として1週間病院に泊まる事となった。
 働けなくなり貯金を食いつぶしている状態だったので、謝礼が貰えるのが有りがたかった。
「まずは奥さんの体液が特別なのか、誰でもいいのかなのですが・・・。」
 この女医さんはかなり研究熱心な人だった。
 話を聞くと身内を縮小病で亡くしているらしい。
 夜の病室に女医さんと二人きりだ。
 ちなみに美人でスレンダーでキリっとしている。
 物差しを当てられて身長を測定される。
 「今が丁度10cmですね。確認ですが、本当にご協力いただけるんですよね?」
 「ええ。大丈夫です。」
 そう言うと女医さんは恥ずかしそうに白衣を脱ぎ下着姿となる。
 ベッドに腰を掛けると俺をパンティーの中へとそっと置いたのだった。
 目の前には女医さんの割れ目があった。
 「今晩は私の中で過ごしてもらうのですが・・・えっと、シャワーはしっかり浴びて綺麗にしましたし、性病とかは無いです。
 自分ではわからないのですが、もし臭いとかダメそうなら遠慮なさらずに言ってください。」
 「ああ、とても綺麗ですよ。全然臭くないです。むしろご褒美ですね。」
 「あの!こっ、これは病気の研究の一環でそれ以上の意味は無いですからねっ!!」
 そこには顔を赤くした女医の姿があった。
 この先生、あまり男に免疫が無いのかもしれない。
 「それじゃお邪魔します。」
 俺はそう言うと割れ目を押し広げるて自らその中へと入り込もうと試みた。
 「ちょっときついですね。」
 「きつい?臭いがですか?私のあそこ臭いですか?」
 慌てた女医さんが早口で話しかけてきた。
 女医さんがちょっと涙目になっている。
 「落ち着いてください。匂いじゃなくてあそこの締まりの事です。あまり男性経験はないんでしょうか?」
 「ええ、恥ずかしながらあまり男性経験が無くて。初めて付き合った人にも重いって逃げられてしまって。」
 そんな事を話した後、きつくて一人では入れなかったので女医さん自身に手伝ってもらって無事に奥へと入る事が出来たのだった。
 殆ど濡れていなかったしね。
 「それではまた明日。」
翌朝俺は揺れで目を覚ました。
 きっと女医さんが起きて活動を始めたのだろう。
 椅子にでも座って朝食を取っているのだろうか。
 圧力が増してきつい膣内がさらにきつくなる。
 しばらくして俺は再び外へと引っ張り出された。
 「お身体は大丈夫ですか?」
 「はい。何ともないです。ちょっと狭くて身動きが取れなかったくらいです。
 先生と付き合う男性が羨ましいくらいですね。」
 この女医さん、直ぐに顔に出るようで顔が真っ赤だ。
 「それじゃ身長測りますね。えっと、10cm丁度っと。」
 女医さんが俺の身長を定規で計る。
 「あれ?昨日と変わらないですね?」
 「そうですね。でも症状が進行しなかったことからやっぱり愛液に何かしらの効果が有るみたいですね。」
 「あー、先生の中があまり濡れてなかったからですかね?」
 「あっ・・・その可能性は十分ありますね。今晩はもっと濡らしてから試しましょう。」
───夜。
 女医さんが病室に入ってくると鍵を掛ける。
 「調子はいかがですか?問題なければ今日もお願いしますね。」
 そう言うと女医さん・・・立花先生は恥ずかしそうに俺の前で自慰を始めたのだった。
 俺はそれを近くで眺めていた。
 凄い迫力だ。
 「あの・・・もっと近くに寄っても?」
 「恥ずかしいですけど・・・その方が濡れると思うので是非お願いします。」
 俺は開かれた足の間に移動する。
 めちゃくちゃ恥ずかしそうにしているのがそそる。
 パンティーの上からクリの辺りを細い指先がなぞる様に円を描く。
 「先に言っておきますが、これは病気の特効薬の研究のための行為であって、それ以上でもそれ以下でもないのでそこの所はよろしくお願いします。」
 「はい。私も愛する妻が待っているので早く病気を治したいですからね。」
 とは言ったものの、目の前で綺麗な女性がオナニーをしているのを間近で見る機会なんてある訳なく興奮は隠せなかった。
 「んっ・・・んっ・・・♪」
 声を出さない様に我慢しているのだろうが、可愛い声が漏れて聞こえる。
 パンティーには染みが滲んできている。
 俺はまるで引き付けられるようにそこへ自然と向かっていた。
 気が付けば俺はそのパンティに浮かぶ割れ目に顔をを押し当てていた。
 立花先生は一瞬ビクッと反応したが、その後は俺の身体ごと擦り付ける様にして自慰を続けた。
 パンティーから染み出す愛液で俺の身体がべたべたになる頃には彼女の中はもうすっかりと出来上がっていた。
 「・・・って、すみません。私ったら気持ち良くてつい。これだけ濡れてたら大丈夫ですね。」
 我に返った立花先生はそう言うと、俺の身体を持ち上げ自分の中へと押し込めるのであった。
「えっと、今度はかなり戻りましたね!11cmですよ。1割増しですね。」
 立花先生が定規を片手に喜んでいる。
 「これで妻の体液でなくても症状が改善する事が証明できましたね。」
 「ええ、でも何の成分がどのように作用しているのか調べなければいけないので先は長いですけどね。」
───六日後。
 明日で研究への協力を約束をしていた1週間だ。
 毎晩立花先生の中で過ごし、今の身長は16cmだ。
 この1週間先生と過ごしていて少し情が湧いてしまっていた。
 これは浮気じゃない。浮気じゃないんだけど少しは好きになっちゃうよね。
 立花先生の方も同じ様で俺を見る目が少し丸くなっていた。
 最初はあんなに変態を見るような目で見ていたのに。
 「それじゃ明日で自宅へ戻られるんですね。」
 「ええ。妻も待ってますから。」
 「でもお陰で治療薬の目途が経ちました。これで完治は出来なくても沢山の命が救われる事になります。」
 笑顔で喜ぶ立花先生の顔を見ると胸がキュンと苦しくなる。
 最初に立花さんが言ったようにこれは研究のためであって、それ以上でもそれ以下でもない。
 なのになんでこんなに胸が苦しくなるのだろうか。
 「今晩で最後ですね。最初に比べて大分大きくなりましたね。入るかしら?」
 「立花先生、なんだか前より楽しんでないですか?」
 「私が小さくなった男の人をあそこに挿入しては喜んでいる女に見えると?」
 「あ・・・そんな訳ないですよね。」
 「今日で最後だから言いますけど、実はちょっと楽しんでました。」
 「やっぱり変態じゃないですか。」
 俺はジト目で先生を睨む。
 「変態じゃないですって!」
 「でも今日も俺をあそこに押し込んで気持ちよくなるんですよね?」
 「否定はしません。」
 そしてその晩も俺は彼女の中で過ごしたのだった。まぁ俺にとってもご褒美ですけどね。
───それから一年。
 学会で論文が発表されて、発症後の症状を抑える薬も開発されて縮小病は死に至る病気ではなくなった。
 一部の人達の間では何故か縮小病患者がモテるという事が起こっていた。
 立花先生も縮小病患者の人とお付き合いを始めたそうだ。
 この間、検診で病院を訪れた際に先生と会ったが肌がツヤツヤしていた。
 よくよく見ていると問診中も時折ビクッビクッとなっていたのでひょっとするとひょっとするのかもしれない。
俺はと言うと相変わらず妻とはラブラブだ。
 まだ元の身長にこそ戻れてはいないが、患者への救済措置も整備されて生活はなんとかなっている。
 今は妻に協力してもらって現状維持で研究が進むのを待っている状態だ。
 最近は治療については妻の方が乗り気でこっちが大変なくらいだ。
 「ほら、智くん。治療の時間だよ~♪」
 そう言っては毎晩毎晩俺をあそこに押し込むのだった。
