怪しい通販の広告が本物だった件

「はぁぁぁぁ・・・何でこうなった?」
俺は社会人3年目、契約社員で働いている。
大人になれば自然に恋人が出来て普通に幸せになれるものとばかり思っていた。
同級生に告白したらクラスで晒されてバカにされコミュ障を発症。
気が付けば人の顔を見てまともに話すことが出来なくなっていた。
人付き合いが出来ない俺は在宅でできる仕事で細々と暮らしていた。
仕事以外はほぼ家に籠ってマンガや動画を見るだけの生活だ。
コンビニで買った青年漫画を読み終えると裏表紙のカラー広告が目に入った。
「なんだこれ・・・?」

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一発逆転!願望が叶う不思議な力!!
これがあれば理想の姿に早変わり!!
マジカルサプリ・変身Z
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「この広告胡散くさ過ぎるwww」
一ヶ月分でお値段はなんと39800円!!
誰が買うんだよ・・・。

はい、俺が買いました。
数日後、ポストにサプリが届いていた。
心が弱ってたんだよ・・・。
「なんでこんなもん買ってんだよ・・・。
クーリングオフは・・・電話が繋がらない。
使用されてない番号ですって完全に詐欺じゃねえか!!」
俺は部屋の中、サプリを手に天井を見上げて泣いた。

一粒で効果8時間・・・これであなたも理想の姿に大変身!
一日3粒までを目安に摂取してください。
って今更ながら怪しすぎる!
成分すら書いてないじゃねーか!
これを飲めばイケメンになれますってか?
ばっかじゃねーの!?
俺はやけになってそのサプリを飲み込んだ。

「身体が・・・熱い・・・なんだこれ?」
身体の熱さは体感で1分程で収まった。
身体に違和感があったので俺は洗面所の鏡を覗いた。

「うをっ!?」
鏡の中には巷で大人気のイケメン俳優が映っていた。
嘘だろ!?
自分で自分の顔を触るのだが、幻ではない。
頬っぺたを抓ってみたが普通に痛い。
「これで人生逆転なのでは?」
と思ったものの、今までの俺と余りにも姿が変わりすぎている。
整形ってレベルじゃない。
それにこのサプリは一粒8時間。
やがて元の姿に戻ってしまう一時的な物だ。
そうなると女の子と仲良くなれたとしても直ぐにさよならが待っている。
そして何より問題なのが俺がコミュ障でまともに話すことが出来ないのだ。

折角イケメンに変身出来たとしても俺は俺だった。
それにしてもこのサプリ凄いな、本当に変身できるとか。
詐欺とか言って悪かった。
改めてサプリの説明を読む。
・効果時間中であれば途中で何度でも理想の姿になる事が出来ます。
「マジか・・・。」

鏡の前で俺はグラビアアイドルを思い浮かべてみた。
するとどうだろう。
頭に浮かべたグラビアアイドルが鏡の中に現れたのだ。
胸がデカイ!
先ほどまで着ていたTシャツがぱっつんぱつんだ。
何この・・・何!?足元が見えないんですけど!!
俺は無心で自分のおっぱいを揉みしだいていた。
それと・・・股に違和感を感じる。
恐る恐る自分の股間へと手を伸ばしてみるとそこに息子の感触は無かった。
「Oh・・・No !!」

冷静になれ!俺!!
男でも女でもどんな姿にも変身できるだと・・・。
これはとんでも無いものを手に入れてしまった。
そこで俺はふと思ったのだ。
これだけ自由に姿が変えられるのだからひょっとして人間以外にも変身できるのではないか・・・と。

とりあえずは犬!
実家で買っていたゴールデンレトリバーを思い浮かべる。
するとどうだろう。
背が低くなっていく。
二足歩行が難しくなり、俺は両手を床についた。
そしてその手には金色の毛が生え揃っていた。
手のひらに肉球がある。
背が低くなり鏡が見えない。
俺は起き上がって洗面台に手を掛けて鏡を覗いたのだが、そこに居たのはゴールデンレトリバーそのものであった。

「ワフッ。(まじか)」
俺は続いて猫や鳥にも変身した。
空を飛ぶのは慣れるまで怖かったが慣れると楽しいものだ。
部屋の中を無我夢中で飛び回った。
「もっと小さい生き物はどうだろう?」
俺は蟻を思い浮かべてみた。
視界が広がっていく。
5mmにも満たない蟻に変身したのだ。
「もう何でも有りだな・・・。」
元の姿に戻った俺はサプリのパッケージを眺めながら呟いたのだった。
「何でも・・・。何でも!? そうだ!!」
これだけ姿を自由に替えられるのならば別に生き物以外にも変身できるのでは?
視界に映った歯ブラシを思い浮かべてみた所、想像通り俺の姿は歯ブラシとなったのだった。
しかも生物ではないのに動けるのだ!
知らない人が見たらある意味ホラーだ。
これって悪用すれば犯罪とかし放題なのでは?
と思ったが、俺はまじめに生きてきたのでそんな事をしたいとは思わない。
せいぜい、ちょっとHな悪戯に使うくらいだろう。

外を見るともう既に暗くなっていた。
俺は窓を少しだけ開けると姿を蠅に替えて夜の街へと飛び出したのだった。
いつも飯を買いに行く弁当屋が見えてきた。
コミュ障の俺には話しかける事は出来ないのだが、ここのアルバイトの店員さん可愛いんだよなぁ。
お客の後に付いて自動ドアを通る。
今日もあの可愛い店員さんが居た。
俺はカウンターの内側へそっと忍び込む。
ここの制服は白いシャツに黒いスカート、そして店のロゴの入ったエプロンだ。
俺は彼女の近くまで飛んでいき、その様子を眺めていた。
そこそこ大きさの胸、きゅっと引き締まったウエスト、スカートの上からも分かるプリっとしたお尻。
こんな彼女が欲しい人生だった。
こんな彼女とエッチがしたかった。
きっとかっこいい彼氏がいて、夜もよろしくやっているんだろう。
俺の中で嫉妬心が芽生える。
せめてパンチラくらいは見ても罰は当たらないのでは?
俺は彼女の足元まで飛んで行くとスカートの内側へと飛び込んだのだった。
蠅ってさ意外と飛行能力が高いんだ。
その場でホバリングも出来るしそのまま方向転換も出来るのだ。

弁当屋のカウンターの内側、調理の熱気で彼女はうっすら汗をかいていた。
スカートの内側は若い身体から発せられる熱気と女性特有の体臭でムンムンとしていた。
フリルがあしらわれた白いパンティーはとても可愛らしかった。

俺は家に帰ると狭い風呂に入って色々考えていた。
今日覗いたパンティーが頭に浮かぶ。
「パンティー・・・パンティーか!」
今の俺はパンティーにもなれるのだ。
パンティーになってどうするのか?
もちろん穿かれるのだ!!
その日から俺のパンティー大作成が始まった。

パンティーになって穿かれるには色々課題がある。
まずは変身時間だ。
サプリ1粒で8時間。
これだと上手く穿かれたとしても途中で変身が解けてしまう。
突然穿いていたパンティーが消えて目の前に裸の男が現れたら俺の人生終了案件だ。
気づかれない様に脱出する必要がある。
まぁ、相手が寝ていれば別の物に変身すれば脱出自体は可能だろう。
最悪の場合は目に見えない程小さなものにでも変身すればいい。
問題は効果が切れた場合だ。
家に帰るにしてもその移動時間も考慮しないといけない。
サプリをまとめて数粒飲んだらどうなるのだろう?
検証が必要だ。
まずは二粒。
効果が8時間しか持たないのかそれとも16時間持つのか。
結論は16時間だった。
おそらく3粒でも問題ないだろう。

いきなりパンティーに成るのは敷居が高かったのでまずは練習だ。
ターゲットは既に目星を付けていた。
近くにある女子高の美人な先生だ。
近所のマンションに住んでいるのもリサーチ済みだ。
今日は土曜だがターゲットは部活の顧問をしているため学校へ向かうはずだ。
俺は早起きしてサプリを3粒飲み込んで鳥に変身すると窓の隙間から外へと飛び出した。
効果は24時間、明日の朝までは変身できる計算だ。

鳥になった俺は彼女のマンションのベランダに降り立った。
そして今度は蟻に姿を変えてサッシの隙間から部屋の中へと侵入する。
女の人の部屋の中に入るのは初めてで超ドキドキする。
今度は蠅に変身して家の中を探る。
寝室でまだ寝ている彼女を見つけた。
下着姿にタオルケット一枚で寝ているのだが、捲れあがってパンティーが丸見えだ。
まだ彼女が起きるまでは時間がある。
俺は彼女の太腿の間にそっと着陸した。
飾り気の無い黒いパンツが視界いっぱいに広がる。
生地はすべすべで履き心地は良さそうである。
本番は来週。俺は来週パンティー大作戦を実行すると決めた。
パンティーになって彼女に穿かれるのだ。
今日はその下調べだ。
俺って小心者だから行き当たりばったりでパンティーになるほどの度胸は無かった。
部屋の中の洗濯物干しに吊るされたベージュのパンストが有る。
恐らく出かける前に穿くのだろう。
俺はそのパンストに成り代わって洗濯物干しにぶら下がったのだった。

携帯の目覚ましが騒がしく鳴り響く。
ムクリと起き上がった彼女はアラームを止めると下着姿のままで朝食の準備を始める。
しばらくして彼女がやってきて俺を回収する。
彼女のつま先が俺の中へと挿入されていく。
俺の中へと彼女の下半身がぴっちりと納まった。
伸縮性のある俺の身体は彼女の下肢に張り付き一体となった。
がに股になり股間部分の生地にシワが出来ない様に整えると上からスカートを身に着けた。
自分の身体の中に彼女の下肢をすっぽりと納まっているという状況が俺を妙に興奮させる。
俺の目の前にはベッドで見た彼女の黒くて地味だけど肌触りの良いパンティーが広がっていた。
はじめて触れる女性のパンティー。
俺は顔をうずめる様に彼女の温もりと匂いを味わったのだった。
来週は俺が目の前のパンティーになる。
今からもう興奮が収まらない。
時刻はお昼。
彼女が顧問を務める書道部はお昼で終わりの様だ。
俺は今もまだ彼女の下半身に抱き着くように張り付いていた。
やはり身に着けるものに変身すると脱出するタイミングが難しい。
特にパンティーだと寝ている時か、お風呂のタイミングくらいだろう。

彼女は学校からの帰り道にコンビニに立ち寄りトイレを借りた。
スカートを捲り上げると俺の身体はパンティーと一緒に膝まで引きずり降ろされた。
ん~~~!パンティーが邪魔であそこが見えない!ぐぬぬっ・・・。
激しい水流の音が止まり、トイレットペーパーでアソコを拭き終わるとまずパンティーが引き上げられる。
続いて俺の身体も引き上げられ、再び彼女の下肢を包み込んだ。
パンティー越しにほんのりとおしっこの香りを感じた。
彼女は自分の部屋に戻ってくると直ぐに着ている服を脱ぎ散らかした。
もちろんパンストの俺もだ。
俺の身体はクルクルと丸まり、部屋の片隅に転がされる。
パンストになるのはここまでの様だ。
サプリの効果時間はまだまだ余っている。
このまま帰るのも勿体ない気がしたのだ。
俺は再び蠅に変身して移動する。
彼女は台所でお湯を沸かし始めた。
どうやらお昼ご飯はカップ麺の様だ。
俺はリビングにあるローテーブルの前に置いてあった彼女が座るであろうクッションに姿を変えたのだった。
彼女がカップ麺を片手にやってくる。
カップ麺をローテーブルに置くと俺の上に下着姿のまま腰を降ろした。
もにゅっ。
彼女の臀部が俺の身体を容赦なく押しつぶしてくる。
さっきまで俺が包み込んでいた彼女のお尻なので目新しさは無いがやっぱりパンティー姿の女性に伸し掛かられるというのは興奮する。
思わずスゥーハァースゥーハァーと深呼吸してしまったくらいだ。

俺は夜までまったりと彼女のお尻の下で過ごしていた。
サプリの効果は明日の早朝までだ。
まだ時間はある。
この後どうしようかと考えていると彼女が立ちあがり下着を手にお風呂へと向かった。
う~ん、どうする?
今からパンティーに変身したとしても朝までサプリの効果が続かない。
穿かれたまま変身効果が切れたら一大事だ。
そうなると夜中に彼女が寝ている間に変身して脱出するしかない。
朝起きて穿いているパンティーが無くなっていたらどう思うだろうか?
そう考えているうちにシャワーの音が聞こえてきた。
彼女は浴室へ入ったようだ。
俺は取り得ず脱衣所へ移動した。
洗濯籠の中には脱ぎたての下着が有るのを見つけるとその中へと飛び込んだ。
濃厚な残り香が鼻腔を刺激する。
決して臭くは無い。汗の匂いとも違う。
女性特有のほんのり甘酸っぱいような・・・とにかく頭が痺れてムラムラする香りだ。
フェロモンっていうやつなのかもしれない。
俺は急遽計画を変更して彼女の着替えの下着へと変身する事にしたのだった。

彼女がお風呂から上がるまでの時間が非常に長く感じた。
ガチャリと浴室のドアが開き、頭にタオルを巻いた彼女が姿を現した。
俺はこの時初めて生の裸の女性を見た。
綺麗だった。
彼女の細い指が俺の身体を掴み上げ、横にぎゅ~っと押し広げられる。
やがて彼女のつま先が俺の身体を通り過ぎる。
そして俺の身体はぐいっと引き上げられ、何も身に着けていない彼女の下腹部と密着したのであった。
目の前には綺麗に整えられたアンダーヘアー、そしてその下には初めて見る生マ〇コがある。
今の俺は穿き心地重視の地味なパンティーだ。
すべすべの良く伸びる生地で出来ていてフィット感がいいのが自分でもよく分かった。
俺は彼女の下腹部をぎゅっと包み込んでいる。
あそこの割れ目からほんのりとはみ出した小陰唇が俺の身体に触れている。
非常にエロい。
計画は急遽変更してしまったが俺は彼女のパンツになって穿かれる事に成功したのだ。
下半身に熱いものが漲ってくる。
いや、今の俺に下半身というものは物理的にないんだけど。
彼女の下腹部に顔を埋めてまさに顔面騎乗だ。
出来れば彼女の様な綺麗な人とお付き合いして生身でこんな事をしたかったと思った。
だが俺は重度のコミュ障である。
そんな機会はずっとこの先も訪れないのである。
夜も更けてきて彼女は布団に横になった。
朝見たのと同じく、下着姿でタオルケット1枚だ。
それからしばらくしてスゥースゥーと寝息が聞こえてきた。

薄暗い部屋の中。
俺は彼女の下半身に張り付いてずっとドキドキしていた。
ちょっとくらい悪戯してもばれないかな?
結論から言うと小心者過ぎて大それたことはできなかった。
パンティーの身体を上手に使いそっとその割れ目に食い込んでみたくらいだ。
それでも彼女の粘膜の感触が伝わってきて激しく興奮した。
朝までに脱出しないといけないのだが名残惜しい。
そんな時だった。
マンションのベランダのガラスがパキリと割れる音がした。
侵入者である。
カギがカチャリと開けられて何者かが侵入してきたのだ。
そしてまっすぐ彼女の寝室に入ってきて彼女に襲い掛かってきたのだ。
「んんん-!!んんー!!!」
突然の事に彼女は目を覚ましたが、口を塞がれて悲鳴を上げる事もできなかった。
逃れようと暴れる彼女を無理やり抑え込む侵入者。
あまりの恐怖で彼女の眼には涙が浮かび、パンティーに変身している俺の身体に失禁した彼女のおしっこが染み込んできた。
俺はもう我慢できずに人間の姿に戻るとその侵入者を思いっきり殴り飛ばした。
突然の事に驚いた犯人は何もできずに気絶したのだった。

咄嗟のことで彼女の前で変身を解いてしまった。
どどど・・・どうしよう!?
もう一回変身して逃げるか?
そう思っていたらなんと彼女が俺に抱き着いてきたのだ。
彼女の身体は震えていた。
「もう大丈夫だから・・・。」
コミュ障な俺だけど、この時は普通に話すことが出来た。

いや、それよりもこの状況は全然大丈夫じゃない。
俺裸だし・・・彼女が穿いていたパンティーから変身するところをバッチリ見られてるし。
彼女はパンツ履いてないし。
どちらかと言うと俺が変質者だ。
このままじゃ俺も捕まってしまう!!
彼女に素顔も見られてしまった!!
絶対絶命のピンチである。

何か・・・何か言い訳をしないと!!
「俺を守りたかったんだ。」
って何言ってるんだ俺ぇぇぇぇ!!
咄嗟に守ったのは事実だけどこんな言い変質者の言葉を誰が信じるんだよ!!

彼女は俺に抱き着き、俺の顔を見つめながら言葉を発した。
「あ、ありがとうございます。」
その顔はまるで恋に落ちた少女の様な顔をしていた。
とりあえず犯人を縛ってから警察に通報。
そろそろサプリが切れそうなので俺の事は誰にも話さない様に念を押した上でわざと彼女の目の前で鳥に姿を変えてその場を後にしたのだった。
「また来てくださいね♪」
去り際に彼女の声が聞こえた。
う~ん、また来ても良いのだろうか。

あれから彼女の事が頭から離れなかった。
元気にしているだろうか?
侵入者のことでトラウマになって怖い思いをしていないだろうか?
俺は数週間振りに再び彼女の元を訪れてみる事にした。

サプリを飲んで鳥に変身。
彼女のマンションのベランダに留まると部屋の中を覗いてみた。
割られたガラスは交換されて痕跡は無かった。
ベランダに鳥が留まっているのに気づいた彼女がドアを開けて嬉しそうに飛び出してきた。
「また来てくれたんですね♪」
俺は鳥の姿のまま彼女に抱きかかえられた。
とりあえず嫌われてはいないようだ。

部屋の中で人間の姿に戻る。
今回はスッポンポンではない。
あれから練習して服も再現できるように変身しているのだ。
服を着ているようには見えるが実際の所は全部俺の身体なのである。

「あの・・・すっ、好きです!! あれからあなたの事を考えると胸が苦しくてたまらないんです。」
突然の告白で思考が停止する。
彼女は美人だし、スタイルもいい。
一日ずっと変身してパンストやパンティーになって彼女に張り付いていたので彼女の人となりも何となくわかっている。
お陰でコミュ障な俺だけど彼女には親しみを感じていて何とか普通に目を見て話すことが出来る。
と言うか、パンティーに変身していた所を見られたはずだが彼女はどう思っているのだろう?
「私の身を守るためになりたくもない汚れ役のパンティーに変身してずっと傍に居てくれたんですよね!?」
「えっと・・・それは・・・。でももう君に危険は迫ってないからそばにいる必要もないんだ。」
「そんなの嫌です!ずっと傍に居てください!!」
結局勢いに押されて彼女と付き合う事となった。

週末には彼女の部屋にお泊りする様になったのだが、あの侵入者の事が余程怖かったのか俺に変身をせがんでくる様になった。
「あの・・・またお願いしてもいいですか?」
「あ、うん。」
そう言うと俺は彼女のパンティーへと姿を変えた。
「守られていると思うと安心できるんです。それにあなたの事を思うと奥が疼いてきちゃうんです。
私って変態ですよね。こんな女、嫌いになっちゃいますか?」
そう言って彼女は俺をぐいっと引き上げた。
あそこがもう既に湿り気を帯びていて、俺の身体に愛液が染み込んでくる。
「私と一つになってください。」
彼女はベッドに横になり明かりを消す。
俺はパンティーの内側から息子を生やすと彼女の蜜壺の奥深くまでゆっくりと突き立てて行った。
この日俺は彼女と完全に一つになったのだった。

あのサプリの残りももう僅かしか残っていない。
もう一度手に入れようとあの時の雑誌を開いてみたが、あの広告は消え別の広告に差し代わっていた。
俺は幻でも見ていたのだろうか。