「う~ん、朝か。」
昨日はひどい目に有った。
死にかけた上に、キノにこってり絞られ、先ほどやっと解放されたのだった。
正座をさせられて蔑みの目で見られた上に、
「変態!」だの、「クズ!」だの「スカトロ野郎!」などと心無い言葉を浴びせられたのだ。
・・・あれ?段々と気持ち良くなってきたぞ!?
そして挙句の果てには、せっかく貯めたSPを没収されたのだった。
くそっ、今度絶対に仕返ししてやるからな!
僅かに残ったSPで役に立ちそうな魔法はないかと、魔法配信サービスのマジカルプレイを検索していたのだった。
さて、どうする?
自由を奪って無理やりHな事でも・・・。
いや、ダメだ。ばれたら後が怖すぎる。
そうなるとこっそりバレない様に俺の心を満たすような悪戯を・・・。
うん、そうしよう!
そうと決まればこれなんかどうだろ。
物体変身魔法 メタモル 2000SP:★★★★☆
人間の身体を物体(非生物)へと自由に形状変化させることが出来る魔法。
・これで好きなあの子にレッツ・ストーキング!
・パンツ!パンツです!!
・これであなたも変態です。
ちょっとレビューが変態っぽいのばっかりなのが気になる。
残ったSPを全部注ぎ込み魔法をダウンロードする。
んじゃ、さっそく練習がてら使ってみるか。
そう言うと、変身したいものを頭に思い浮かべながら魔法を発動したのだ。
「メタモル~!!」
魔法陣が足元に展開されたかと思うと何か熱いものが身体の中を駆け巡る。
俺の身体の細胞が全く別の物へと置換されていく。
目線が一気に下がって行き、ふわっと床に着地する。
「おおう、これが変身魔法か~。」
俺の身体が柔らかくて伸縮性のある布へと変わったのが自分でもわかる。
そう、女の子のパンツに変身してみたのだ。
変身してみたものの、女の子が居なければただの布である。
この後どうやってキノにいたずらしてやろうかとニヤニヤと妄想を考えを巡らせるのだった。
後日、また彼女がやってきた。
「今日は普通に居るのね。また私に変態行為を働こうとか考えてないわよね?」
俺は一瞬ドキッとしたが、なんとか顔に出さずに誤魔化したのだった。
それにしても何だろう・・・違和感がある。
「あれ・・・?キノさん、何か雰囲気違うんだけど何かこう・・・変わりました?」
匠による細かい彫刻の彫り込まれた魔法の杖、大きな宝石のはまった指輪、魔法の刻印が施されたブレスレット・・・etc。
明らかにこの前までは身に着けていなかった高価そうなものばかりである。
彼女はギクッとすると、視線をあちこち泳がせている。
「まさか、俺から巻き上げたSPで買ったりして無いですよね?」
そう、マジカル端末に入っている通販アプリを使うと何とSPでお買い物をすることが出来るのだ。
そして、この間彼女に巻き上げられたSPは一般的な魔法使いの年収十年分位に値する。
彼女は視線を泳がしたまま、吹けてもいない口笛を「ふゅ~ふゅ~」と吹いて一体何のことでしょう?なんてバレバレの態度をしている。
この女、黒確定である。
「い、い~じゃない!私が有効活用してあげてるんだから!!」
そして終いには開き直ってこの態度である。
俺は開き直る彼女の耳元でボソッと呟いたのだ。
「魔法使い諮問委員会」
「ひゃわわわわわ・・・何処でそれを・・・!? まって、まって!! 許して!! 出来る事なら何でもするから!!」
新人魔法使いのしおりに書いてあったので名前を出してみただけなのだがスゴイ効果である。
恐るべし魔法使い諮問委員会。
「そうですね、じゃあ、1日デートしてください。」
「えっ、そんな事でいいの?本当に!?」
「ええ、・・・ただし」
キノの耳元でぼそぼそと伝える。
彼女は目を見開くと暫く沈黙した後、頬を赤くしてコクリと頷いたのだった。
それでは早速デートに出かける準備をしようではないか。
俺は魔法を唱える。
「メタモル~!」
身体の中が熱くなり、俺の身体は目的の物へと変化していく。
そしてコトリと音を立て、彼女の足元に転がったのだった。
足元に転がる俺からは彼女のスカートの中のレースあしらわれた純白の下着が丸見えだった。
今行くから待ってろよー。
彼女は覚悟を決め、足元に横たわるピンク色の物体を手に取る。
手のひらからじんわりと彼女の体温が伝わってくる。
無言でスカートの中に手を入れて穿いていたパンツを膝まで降ろすと、俺をその入り口の前へと運んでいく。
そこは既に濡れて湿り気を帯び始めていた。
目の前には巨大な割れ目が迫る。充血して膨れてきており、ほんのりとその入り口が開きかけているのが分かる。
彼女は片手でその充血した花弁を開くと、ゆっくりとゆっくりと俺を彼女の中へと迎え入れていったのである。
俺は今、バイブへと変身し彼女の内側に収まっているのだ。
彼女の熱い肉襞が俺の身体を包み込み絡みつく。
そして指示通り、俺の身体を納めると再びパンツを上げ始める。
パンツが腰まで引き上げられると、わずかに外にはみ出ていた俺の身体がパンツの底布に押される形となる。
俺の身体は押し上げられ、彼女のより奥深くまで飲み込まれることになる。
「んっ・・・。」
彼女の口から声が漏れる。
お楽しみはまだまだこれからなのである。
今日は”二人”で映画を見に行く予定だ。
魔法使いの服装は目立つので普通の服装に着替えてもらっている。
上はブラウス、下はふわっとした感じのスカート。そして黒の厚手のストッキングを着用してもらっている。
もちろんストッキング着用は俺の指示である。
恰好はとても清楚な格好で、かつ顔も整っているのですれ違う人たちはしょっちゅう振り返っている。
伸縮性のある厚手のストッキングがパンツの上から俺の身体をしっかりと支え、グイグイとより深くまで押し込んでくる。
そして彼女が歩く度にその揺れに合わせて俺の身体が彼女の密壺を激しくかき回す。
溢れ出る彼女のスピリチュアルエナジーの奔流が端末へとすごい勢いでチャージされていく。
映画館に着いたのだが、人気タイトルはやっていなかったため結構ガラガラだった。
彼女と俺は後方の誰もいないスペースに”一緒”に座っている。
シートに座ったことで俺はさらにより深くまで押し込まれる形となる。
俺のわずかにはみ出した身体はシートに押され、その反動ですぐ頭上にある子宮口を押し上げる。
彼女は襲ってくる刺激に堪えるので精一杯で映画を楽しむ余裕はないようだった。
俺は声を殺して我慢する彼女の姿に何か変なスイッチが入ってしまった。(バイブだけに)
変身中は見た目だけでなく、その対象の機能を自由に使用することが出来る様だ。
身体を激しくブルブルと震わせてみせた。
映画の音楽に紛れて彼女の中からブブブブブと振動音が漏れ出していた。
彼女の中は完全に出来上がっており、ぐっちゃぐっちゃのとろっとろである。
密壺からは愛液が止めどもなく溢れ出してくるのが分かる。
その割にパンツが濡れていないのは、多い日も安心・マジカルナプキン・羽付きタイプのお陰である。
まさに魔法の吸収力は半端ない。
映画が終わるまでの間に何回彼女は逝ったのだろう。
端末のSP残高がすごいことになっている。
エンディングが流れる頃には彼女は白目を剥いてアヘ顔になって気を失ってしまっていた。
俺は溜まりに溜まったSPで転移魔法を取得すると自分の部屋へと転移したのだった。
パフッ・・・。
部屋の布団の上に転移する。
さすがに意識を失っている彼女にこれ以上悪戯する気はない。
俺はマジカルプレイで回復魔法のリカバリーを習得するとさっそく彼女に掛けてあげたのだ。
「リカバリー!!」
さすが、魔法!効果は抜群だ。
意識を取り戻した彼女は未だに股間に突き刺さっている俺を指でコツンとつつくと、俺に向かって優しいトーンで声をかけてきた。
「・・・変態。」
怒っている訳でもなさそうな雰囲気だった。
むしろどちらかと言うと、からかっている様な。
彼女はストッキングとパンツを脱ぐと、自分の中から俺の身体をゆっくりと引き抜いた。
愛液の糸がつ~っと彼女と俺の身体の間をつたう。
「私ので汚れちゃったね。綺麗にしてあげる。」
そう言うと愛液にまみれてベトベトになった俺の身体を彼女の舌が優しく舐め上げる。
「んふふふ。」
何故かとても上機嫌の様だが、どういう心境なのかわからないので逆に恐ろしい。
そしてこの男、30歳にして童貞。もちろん女心など読める力など持ち合わせてはいないのであった。