きのこの里3

「ねえ、たくん。山田さんちのお爺さんが山仕事中に熊に襲われたって!」
「マジで!?おちおち山で仕事もしてられないな。」
俺は結婚して彼女の山奥の実家でキノコ農園をやっている。
山に並べた原木でも栽培しているためしょっちゅう山に入るのだ。
何か熊避けアイテムを携帯しておいた方が良さそうだな。
そんな時いいアイデアがひらめいた。
外れキノコを使った撃退スプレーなんて作れないかな?
熊に出会ったらシュッと一吹きであら不思議!
あっという間に獰猛な熊が小さなぬいぐるみの様に可愛く!
なんてそんなもの簡単にできる訳が・・・。

出来てしまった。
まじで!?

例の外れキノコの乾燥粉末を水に溶いてスプレーボトルに詰めただけなんだけどまさか効果出るなんて思わないじゃん?
スプレーした瞬間にあっという間に小さくなる魔法の様なスプレーだ。
試しに使ってみたら小さくなったので茜とエッチしてたら30分ほどで効果が切れてしまった。
彼女の中で元の大きさに戻り始めたときはちょっと焦ったが戻るときはゆっくり戻るので助かった。
もし熊に襲われても撃退するには十分な効果だ。
ホームセンターでいい感じに飛ぶスプレーボトルを買ってきてお義母さんと美香ちゃんにあげた。
決して人には使っちゃダメと釘を刺しておいたのだが、美香ちゃんってば茜が居ない時を見計らって俺にかけてくるんだぜ?
美香ちゃんは高3で受験勉強頑張っててたまにわからない所を教えてあげたりしてるのだが、フラストレーションが溜まってくると俺を使って解消するんだよ。
俺でじゃなくて、俺を使ってな。
まったく困ったちゃんだ。
今も机に向かって勉強している彼女のお股の下敷きにされていたりする。
上半身がパンツ越しのぷにぷにおマンコにがっちりホールドされて身動きが取れない状態だ。
彼女の勉強が捗るならあえて我慢しよう。
時間が経つにつれて椅子と彼女の間の空気がしだいに蒸れていく。
ああ、くそぅ!現役JKの匂いったらたまらねぇぜ!!
30分が経ち、縮小化が解消されると俺はその空間から開放される。
彼女の気もまぎれた様でまた勉強に集中し始めた様だ。
俺はと言うと生殺し状態である。
「はぁ、しょうがない。裏山にでも行って気持ちを切り替えるか。」
俺は熊避けグッズを身に着けて裏山のキノコを育てている原木を見に行くことにした。
最近の熊騒ぎで下草刈りも出来ておらず藪が茂っている。
「こりゃ草刈りしないとダメだなぁ・・・。」
そう言いながら藪を掻き分けて進んで行ったのだった。

───side お義母さん(明美さん)
熊騒動で山の管理があまり出来ておらず、今日も草刈りに来ている。
娘婿の孝明さんから外れキノコを使った熊避けスプレーを貰ったので忘れずに携帯している。
実は数日前に熊に遭遇したのだが、その時にスプレーを使い熊を撃退していたのだ。
足でプチっと踏みつぶして家に持って帰り、その日の食卓には熊肉が並ぶことになった。
「まぁ、これがあれば安心よね。」
こんなに心強いものは無い。
それにしても茜も良いお婿さん捕まえたわね。
私も若ければ惚れていたかもしれないわね。
ここの所、年甲斐もなく心が躍っていた。
「私もあと10歳も若ければねぇ。」
それが未亡人生活が長いせいなのか、それともスプレーから漏れ出す幻キノコの催淫効果から来ているのかはわからなかった。
そうは言ってもお義母さんの明美さんは若くして茜を産んだためまだまだ40歳で女ざかりなのだ。
茜や美香ちゃんの母だけあって美人でスレンダーである。
未亡人という事もあって村の中では結婚相手に是非と何度も見合いの打診があったが子供たちが独り立ちするまではとすべて断っていた。
やっと上の娘が結婚したと思ったらこんな山奥の家に戻ってきて、亡くなった夫とやっていたキノコ農園を一緒にやってくれているのだ。

それはさておき、草刈りである。
ガサガサ・・・。
藪の中を何かが動く音がする。
右手に例の熊撃退スプレーをいつでも発射できる状態で気配を消してじっと身を潜める。
ガサガサ・・・ガサガサ・・・。
音が近づいてくる。
大きさ的には熊だろうか。
ゴクリ。
前回は上手く撃退できたが今回もうまく行くだろうか。
そして私は姿を現したそれにスプレーを噴射したのだった。

───side 俺
はぁ・・・俺はさっき美香ちゃんに悪戯されて隆起した下半身を鎮めるかのように一心不乱に藪を切り開きながら山の中を進んで行く。
すると物陰から急にスプレーを掛けられたのだ。
「うわっ!!」
いきなりの事で反応できなかった。
「あらあら、どうしましょう?」
目を開くとそこには巨大なお義母さんが心配そうに俺を見下ろしていたのだった。
「あっ、お義母さん!?」
俺は慌ててあそこを隠す。
小さくなるのは身体だけで服は小さくならないからスッポンポンなのだ。
「孝明さん、ごめんなさい。熊だとばっかり・・・。」
「ああ、大丈夫ですよ。30分もすれば元に戻りますから。」
お義母さんがさっきから俺の下半身を凝視しているような気がするがきっと気のせいだろう。
「このスプレー凄い効果よね。この間も助かったわ。」
「役に立ったのならよかったです。」
「そこじゃ危ないからこっちにいらっしゃい。」
俺を持ち上げて木陰まで行くと大きな石に腰かけてシャツのボタンを緩める。
するとお義母さんは小さくなった俺をなんとシャツの胸元を開いてその豊満な胸の谷間に俺を突っ込んだのだ。
「ちょ・・・お義母さん!?」
「二人の時はお義母さんじゃなくて明美って呼んで♪」
えぇぇぇ・・・。
「このスプレー効果凄いけど匂いがアレ・・・よね。身体が火照るというか、その・・・。」
言わなくても分かる。
催淫効果が効いてここ数年ずっと我慢していた衝動が抑えきれないのだろう。
豊満な胸の谷間で明美さんの鼓動が速く脈打っているのが分かる。
トクントクントクントクン・・・。
「こんなおばさんの相手なんて嫌・・・よね。でもどうしても我慢できなくて。」
俺は俺で外れキノコスプレーを食らって衝動が抑えきれない。
その上こんなおっぱいの谷間に挟まれて理性はどこかに行ってしまっていた。
胸の谷間に明美さんの汗がつつ~っと垂れてくる。
「じゃあ、今だけはお義母さんじゃなくて明美さんって呼びますね。」

俺はそう言うと彼女のおっぱいの谷間からシャツの中を滑り落ちる様に降りていく。
お臍の辺りまで滑り落ちた所で行き止まりで止まる。
汗ばんだお臍に舌を這わすと、明美さんはこちらの意図を察知したのかベルトを緩めてるのだった。
俺はさらに降下していく。
するとそこには色っぽい下着が姿を現した。
自分でおばちゃんだなんて言っていたが全然綺麗で色っぽい。
こちらからお願いしたいくらいだ。
俺はパンツの縁に掴まるとその中へと潜り込んで行った。
「うほっ!」
これでもかと言う程の濃密な汗と女の匂いが充満している。
もじゃもじゃの草原を通り過ぎ、やがて茜と美香ちゃんが生まれてきた場所に辿り着いた。
「孝明さん大丈夫?汗だくだし臭いでしょ?ごめんなさいね。嫌だったらはっきり言ってね。」
「明美さんそんな事ないですよ。とても綺麗だし興奮する匂いです。」
俺はそう言ってビラビラを掴むと舌を這わしたのだった。
彼女の身体がビクッと揺れる。
割れ目の中からは堰を切ったように愛液が溢れ出してきた。
俺は身体を割れ目に押し付けそれを正面から受け止めたのだった。
全身がもうベチョベチョだ。
十数年ぶりの行為でもう我慢できなかったのだろう。
明美さんはズボンを降ろし、パンツの中の俺を掴むと下の口に俺の身体を押し込んで行ったのだった。
経産婦だけあって、彼女の中は柔らかく本当に優しく包み込んでくるような感触だった。
しかも膣壁がまるで蠢いているように絡みついてくる。
親子3人そろって名器かよ・・・。
というか、親子3人全員と関係を持ってしまった。
まぁ、それは後で考えることにする。
今は快楽に溺れよう。
首まで彼女の中に飲み込まれ、膣口からはかろうじて顔だけが出ている状態だ。
膣は蠢き俺を奥深くへと引きずり込もうと蠢いている。
小陰唇が充血してぷっくらと膨らみ、俺の顔を挟み込んでくる。
「明美さん。まるで蕩けるように気持ちいいです。」
「私も気持ちいいわ♪」
そう言うと俺を膣に咥え込んだまま自分のクリトリスを指で弄ってオナニーを始めたのだった。
スプレーの効果は大体30分。
長いようで短い。
あっという間に効果時間は過ぎてしまう。
徐々に俺の身体は彼女の中でゆっくりと大きくなっていく。
「んんっ・・・中で息子君が育っていくわ♪」
「もうちょっとで効果きれちゃうのでそろそろ明美さんの中から出ないと。」
「まだ大丈夫よ。ぎりぎりまで付き合ってもらうから♪」
徐々に大きくなっていく俺を明美さんはまだまだ逃がさないとばかりに自分の奥深くへと押し込む。
俺の身体は明美さんの膣の中で膨らんでいき彼女の中を押し広げていく。
優しく俺を包み込んでいた彼女の膣壁が徐々に身体を締め付け少し苦しく感じる様になってきた。
やがて彼女も限界を迎える。
「んんんっ、孝明さん。今産んであげるから♪」
彼女の激しい息遣いが伝わってくる。
彼女がいきむ度に膣内がうねり、俺の身体は徐々に外界へと押し出されていく。
「あああ~~~~!!」
やがて彼女は激しく潮を吹きながら俺を再び現世に産み落としたのだった。

「ねぇ、たっくん。なんかこの間からお母さんと距離近くない?」
「え?そうかな?」
「私息子欲しかったのよね。私の事はお母さんでいいからね♪」
あれからお義母さんがお母さんになった。
彼女達と穴兄妹。いや同じ穴のムジナ?
「うふふふふ♪」
そしてお義母さんはあれから妙に若々しい。
それと言うのも再び彼女が女に目覚めたからだろう。
茜と並んでいると兄弟にしか見えないくらいだ。
今日も早朝から山で一仕事した後シャワーを浴びていたら明美さんに襲撃された。
浴室のドアが開いたかと思うと裸の明美さんが手に持った熊撃退スプレーをプシュっとしてきたのだ。
その後はそのまま彼女の中にINである。
朝から30分みっちりと搾り取られたのだった。

そんな日々を送りながらも俺は幻のキノコの研究を進めていた。
乾燥して粉にした外れキノコを水に溶かしてろ過し、残った水分を濃縮してみたのだが時間が経つと何やら塩の結晶の様なものが底に出来始めたのだ。
ペロッ、これは外れキノコの結晶!
何故分かったかって?それは俺が小さくなったからさっ!
う~ん、でも何やらいつもと様子が違う。
普段は10cmくらいに縮むのだが、何故か今日はそれよりも小さい。
2cmくらいだろうか?
それよりもちゃんと元に戻れるのか心配になってきた。
スプレーで30分、普通に食べたら6時間、結晶だと・・・?
めっちゃ嫌な気がしてきた・・・。
っていうかどうするんだこれ?
そんな時足音が聞こえてきた。
こういう時に現れるのは大抵義妹の美香ちゃんである。
「お兄さんいないの~?」
どうやら俺を呼びにきた様だ。きっと勉強でわからない所でもあったのだろう。
「ってお兄さんの服!」
俺の抜け殻となった服を見つけると彼女はしゃがみ込んでいつもの様に俺を探すのだった。
四つん這いになった彼女と目が合う。
「あっれ~~~?お兄さんいつもより小さくない?」
俺は見つけてもらったことで安堵した。
このまま戻れなかったらどうしようかと不安になっていたのだ。
「ちょっと実験してたら小さくなっちゃってさ。しばらく元に戻らないかもしれない。」
そう言うと彼女はニヤッと笑ったのだった。
「私にいい考えがあるわっ!」
義妹ちゃんは何かを取りに行ったと思ったらすぐに戻ってきた。
手に持っているのは絆創膏である。
もうね、嫌な予感しかしないのであった。
「お兄さんが迷子にならない様に保護してあげますねー♪」
なんて言っている。
それと絆創膏になんの繋がりが!?
それはすぐに判明した。
俺は今、美香ちゃんのおっぱいの先端、乳首に顔だけ出した状態で絆創膏で張り付けられているのだ。
「ここなら安全ですよ!」
なんかもう乳首が立ってきてて既に身の危険を感じているんですが・・・?
そしてそのままブラジャーの中へと閉じ込められてしまったのだった。

夜になってみんなが食卓に集まる。
「ねぇ、たっくん見なかった?」
「あら、そう言えば今日はずっと見てないわね。」
「あ・・・、ミテナイヨー」
「ねぇ、美香。何か隠してるよね?」
「し、知らないよ!」
「ちょっと、美香!またたっくんにスプレーかけて変な事してるんじゃないでしょうね?」
それを聞いた明美さんが気まずそうな顔をする。
この間美香ちゃんに小さくされた時に茜に見つかったのだ。
たまたまエッチな事をしてない時だったから助かったけどかなりヤバかった。
「何もしてないってば!」
「嘘ね。あんた昔から嘘つくときに癖があるんだから。」
「怒んない?」
「正直に言えば情状酌量の余地はあるわよ?」
「実は・・・。」
そう言うと美香ちゃんはシャツを脱ぎ、ブラジャーをずらしてそのおっぱいを見せたのだった。
「どこにもいないじゃん?」
「ここ・・・。」
乳首の先端の絆創膏を美香ちゃんが指さす。
茜と明美さんがそれを近くでマジマジと眺める。
「や・・・やぁ。」
2cmに縮んだ状態で乳首の先端に絆創膏で張り付けられている俺と目が合う。
「「えええっー!!!!」」
二人のびっくりした声が家の中に響いた。
「たっくん、何でこんなことになってんの?」
「孝明さん、大丈夫なのそれ?」
「えっと、実験してたら思ったより小さくなっちゃって丁度そこに美香ちゃんがやってきて・・・。」
「違うのこれはお兄さんを保護!そう、保護してあげてたのよ!!」
義妹ちゃんが開き直った。
「保護は分かるとして、何で乳首に貼り付けてるのよあんた!」
「だって・・・あのキノコの匂い嗅いでたら頭の中エッチな感じになっちゃうんだもん!しょうがないじゃない!」
それを聞いた二人は思わず納得してしまうのであった。
「で、何時間経ったの?」
「昼ごはんの後からだから・・・6時間くらいは経ってるかな。」
そう言った直後、俺の身体は徐々に元の大きさへと戻り始めたのだった。
絆創膏が剥がれておっぱいの先から落下してしまったのだが、それを受け止めようとして咄嗟にだした3人の手がぶつかり俺は弾き飛ばされてしまったのだ。
「あれっ?たっくん何処?」
「足元には落ちてないわね。」
「お兄さーん、どこですかー!」
「こ、ここです・・・。」
皆の視線が明美さんの胸元に集まる。
その大きな胸の谷間に挟まっていたのだ。
「ちょっとたっくん、どこに挟まってるのよ!」
「あらあらあら・・・♪」
「あっ、お母さん動いちゃダメ・・・。」
俺を取り出そうとしたお義母さんが手を差し入れたのだがそのせいで胸に隙間ができて俺は落下したのだった。
「あっ!」
「あらあら・・・。」
床に落下してないか美香ちゃんがお母さんの足元を探すも俺の姿はどこにもない。
「服の中に引っかかってる?」
「お母さん、ちょっと服脱いで。そーっとね、そーっと。」
そう言われて明美さんは着ていたワンピースをゆっくりと脱いだ。
「どう?見つかった?」
「うーん、どこにも居ないんだけど。」
「何処行っちゃったのかしらね?」
二人掛かりでワンピースの中をわちゃわちゃと検品するも見つからない。
ワンピースの中に俺は居ないと判断した二人は再びお母さんへ目を向ける。
40歳とは思えないスレンダーで色っぽいお母さんが下着姿になっている。
おっぱいから滑り落ちたらどこに行くか。
残りはもうパンツ一択である。
「ねぇ、お母さん。」
「お兄さんショーツの中に居ないよね?」
「居ないと思うんだけど・・・。」
「ちょっとショーツ脱いで見て!」
「えっ、嫌よ。恥ずかしいわ。」
「たっくんの命がかかってるんだからつべこべ言わずに早く脱ぐ!ゆっくりね!ゆっくり!」
そう言われて渋々パンツを脱ぐ明美さん。
それを二人が再びマジマジと眺める。
「ねぇ・・・恥ずかしいだけど。」
「あっれ?居ないね?」
「たっくん、どこ行ったの!?返事して~!!」
「….xxxxxxxx!!」
俺は必死に声を出したのだがなかなか届かない。
少し大きさが戻ったとは言えまだ3cm程度だ。
しかもお義母さんが少し動いた拍子に運悪く目の前にあった割れ目、膣口と小陰唇の間へと挟まってしまったのだ。
まぁ、俺の身長の何倍もの高さから落ちて怪我をしなかったのは不幸中の幸いだろう。
俺の捜索活動は続けられたものの何処にも姿が見つからず一旦捜索は打ち切り。
あとは時間が経てば大きくなって勝手に見つかるだろうという結論に至った。
被疑者であるお義母さんだけブラ一枚という凄い絵ずらで座っている。
あれから俺の大きさはまた大きくなり、既に4cmとなっていた。
そのころからお義母さんがそわそわとし始めていた。
「ねぇ、お母さん。どうかしたの?」
「なんか怪しいなぁ・・・?」
「どうもしないわよ。ちょっとおトイレ行きたいかな?」
「たっくんが見つかるまでもうちょっと待って!」
再び時間だけが過ぎて行く。
部屋の中はしーんと静まり帰っている。
まるで犯人が名乗りを上げるのを待っている様だ。
俺は既に10cmを超えていた。
何処にいるかって?
もちろんお義母さんの内側だ。
これは不可抗力なので仕方がない。
お義母さんも最初はあそこの割れ目に俺が挟まっているのに気づいていなかったのだ。
そして時間が経ってお股に違和感を感じる頃には手遅れだった訳だ。
あそこに俺が入っている事を娘にバレたくなくて足をぴっちりと閉じたが為の事故の様なものなのだ。
お義母さんの中で俺の身体が段々と大きくなっていく。
15cm。
もうお義母さんの中もかなり狭くなってきた。
そろそろ明美さんも厳しく感じる頃か・・・。
でもまだ犯人は名乗りを上げない。
「あれ?たっくん本当に居なくなっちゃったの?」
「んっ・・・本当に何処にいるのかしらね?」
「ねぇ、おかーさん?何か汗かいてない?」
20cm。
もう無理。
明美さんの膣が俺の身体をミチミチと締め上げてくる。
このままだと明美さんの中で圧死してしまう。
腹上死ならぬ腹中死だ。
そこでようやく俺を外に出すまいと膣口に力をを入れていたお義母さんがギブアップ。
力を抜いた瞬間にあそこから俺が顔を出したのだった。
「ちょ、たっくん!何でお母さんの中に入ってるのよ!」
「うわー、お母さん!この大きさのお兄さん隠してたの?エグーい!」
「ちがっ、茜!これはわざとじゃないから!」
「孝明さん、ゴメンナサイね・・・。」
結局なぁなぁで終わった。
実際の所、みんな外れキノコを使って俺で遊んでいる事に薄々気づいているっぽかったけどそれを言うとブーメランになるので言えないのだろう。
例の外れキノコの結晶は危ないからという事で使用禁止になったのであった。(建前上は)

あの騒動からしばらくして茜と晩酌をしていた時の事だ。
ちなみにツマミは定番の幻のキノコだ。
「ねぇ、たっく~ん。前みたいに2cmくらいに小さくなってよぉ~。」
結晶の事を言っている様だ。
「あれは危ないから使わないって事にしただろ?」
「私考えたんだけど、アレで小さくなってさ私の子宮の中まで入ったらさ、妊娠するんじゃない?」
茜がこんな事を言い始めたのも訳がある。
俺たちは結婚してからずっと妊活していたのだ。
それでもまだ成果は上がっていない。
茜がこんなことを言い出したのもまぁ、解らないでもない。
「ほらほら~、はやく~♪」
茜が下着姿で俺を挑発してくる。
「やってみるか。」
そして俺は保管していた結晶を取り出したのだった。
あらかじめ服を脱いだ状態で結晶を口に含む。
茜の目の前で俺の身体は縮んでいき、この間の様に2cm程に縮んだのだった。
「やっぱりちっちゃいね。」
茜が指先で俺を優しく摘まみ上げる。
今の俺は彼女の指先よりも小さいのだ。
茜は布団に横になると腰を浮かしてまんぐり返しの様な恰好になった。
俺が子宮口までスムーズにたどり着けるようにだ。
大きく開かれた膣口から子宮口が見える。
「じゃあ頑張ってね♪」
俺はサムズアップして彼女の中へと消えて行ったのだった。

膣の一番奥、子宮口にたどり着く。
彼女が一番感じる所だ。
今回は俺は身体が2cmしかないためほとんど刺激を感じていないようだ。
さてとここから先は初めてだな。
ぷっくらとした膨らみの真ん中に奥へと続く細い穴が見える。
なんでよく見えるかって?
それは茜が小さなペンライトをあそこの中に突っ込んで照らしてくれているからだ。
決してペンライトでオナニーをしている訳ではない。ないよな?
帰りは彼女の子宮口付近で待機し、身体の大きさが元に戻りはじめたら脱出するという計画だ。
子宮口は狭いのだが、今の俺だとなんとかギリギリ通れそうだ。
穴の中を匍匐前進で進んで行く。
しばらく進むとトンネルを抜けて広い場所に出た。
「おおー、ここが子宮の中か!」
丁度排卵時期のため子宮の中はフカフカなベッドのように子宮内膜が広がっていた。
受精した卵子がここにたどり着いて着床する場所だ。
俺は今そのベッドに横たわっているのだ。
とりあえずこの中で射精すれば元の大きさに戻った時に精子も元の大きさに戻るはず。
普通だったら精子が膣から自分で泳いで子宮に入り、更にそこから卵管を遡上してその奥で卵子と出会って受精するのだ。
ここから先は俺の精子に任せよう。
流石に卵管の中で射精したら元の大きさに戻った時に卵管が精液で詰まって大変な事になってしまうし、感染症も怖いからこの先は立ち入らない方が良い。
それにしてもここに居ると本当に茜の赤ちゃんになったみたいだ。
ザーっという血流の音の中、俺はフカフカのベッドに横たわってまどろむのだった。

・・・ピピピピ。
子宮の外からやかましいアラームの音が聞こえてくる。
なんだよ、折角良い気持ちで寝てたのに・・・。
それにしてもこのベッドは最高だな・・・二度寝しよ。
「ってしまった!完全に寝落ちした!!」
そう、俺は茜の子宮の中で迂闊にも眠ってしまったのだ。
アラームは6時間後、丁度身体が元に戻る頃にセットしてあったはずだ。
早くここから出ないと閉じ込められる!
出口・・・出口は何処だよ!
暗い部屋の中、出口を求めて彼女の子宮の中を手探りで探索する。
俺の身体が少し大きくなった気がする。
身体の大きさが戻って子宮口を通れなくなった時点で完全にアウトだ。
俺が子宮の中で圧死するか、俺が彼女の子宮を突き破るかのどちらかだ。
最悪二人とも死ぬかもしれない。
くそっ!出口だと思ったら卵管だった!
という事はこっちか!
やっとの思いで子宮口に続くトンネルを見つけた。
「嘘だろ・・・!?」
無残にも既に手遅れだった。
身体の大きさが既に3cm程になり通れないのだ。
なんとか無理やりにでも通ろうとするのだが、彼女の身体がそれを許してくれないのだ。
「いてててて、なんだか子宮がチクチクするんだけど・・・。」
「茜!茜!」
その彼女の子宮の中で俺は大きな声を出して彼女に向かって叫んでいたのだが、その声は無常にも彼女には届かない。
身体が大きくなりすぎてもう頭しか通らない。
俺が絶望に染まっている間も構わずに俺の身体は大きくなっていく。
「もうだめか・・・茜、ごめんよ。」
そんな時、茜の声が聞こえてきた。
「たっくん、ひょっとして身体が大きくなって子宮から出られなくなっちゃった?」
茜が俺の状況を理解してくれた様だ。
でももう手遅れなんだよ。ごめんよ。
俺の身体はまた一回り大きくなっていく。
気が付けばもう頭すら子宮口を通ることが出来なくなっていた。
一部屋くらいの大きさのあった子宮の中を俺の身体が満たしていく。
もうその時は近づいていた。

「大丈夫だよ、たっくん。安心して。私が絶対なんとかするから♪」
そう言うと茜が立ち上がって走りだしたのか彼女の身体が揺れ始めた。

そして数分が過ぎた。
おかしい。
さっきから俺の身体が大きくなっていない気がする。
それどころかさっきまで狭かった子宮が逆に広くなっていっている気がする。
「一体どうして・・・!?」
はっ!そうだ、今なら子宮口を通り抜ける事が出来るかもしれない。
そんな矢先だった。
「お~い、お兄さんいるか~い?」
「孝明さ~ん、どこに居るの~?」
聞きなれた美香ちゃんと明美さんののんびりした声が聞こえてきた。
訳が分からない。
俺は確かに彼女の子宮の中で大きくなって脱出は出来なくなったはずなのだ。
彼女達も小さくなって茜の中に入ってきたとでも言うのだろうか?
眩しい光が俺を照らす。
「あっ、いたいた!」
「あらあら、孝明さん心配したのよ・・・。」
「えっとこれは一体?」
「あー、お姉ちゃんに頼まれて迎えにきたんだよ。」
「でもどうやってここに・・・?」
そこで俺は気づいた。
美香ちゃんがスマホを手にしている事に。
外れキノコでは物は小さくならないのだ。
と言う事は・・・。
「さぁ、お兄さん。早くお姉ちゃんの中から出ようよ。」
そこで俺はようやく理解した。
俺は元の大きさに戻ってしまったのだが、それ以上に茜がバカでかくなったのだ。
茜の膣から外に出るとそこには山の中に佇む巨大な茜の姿があった。
「えっとね、実はお兄さんの培養してた幻キノコを拝借してお姉ちゃんと当たりキノコで結晶を作ってたんだ。」
「いつの間にそんなものを・・・。」
当たりキノコの効果が結晶化でさらに大きくなったのか。
「おかげで助かったよ。」
「お礼ならお姉ちゃんに言ってあげてね。」
「たっくん、無事でよかったよぉぉぉ・・・。(上空からの大きな声)」
「ありがとう、茜。愛してる!」
そして俺達は事なきを得たのであった。
「って私はどうしたらいいのよ!」
「6時間頑張ってね、お姉ちゃん。」

後日、グーグルマップの衛星写真に100mを超える裸の巨大娘が映っていると話題になっていった。
多くの人が聖地として訪れ、うちのきのこ農園は観光名所として長く賑わうとなったのだった。