宇宙の果てから

───20XX年某県山奥
「ああん?誠意見せてみろよ!誠意をよ!!」
俺は目の前に居る宇宙人(?)相手にブチ切れているところだ。

高校の夏休みを利用して山奥にソロキャンプに来ていた。
月明りしかない山の中で見る満点の星空は格別だ。
コーヒーを片手に静かな世界で一人夜空を見上げていた。

そんな時だった。
空が急に明るくなる。
まぶしく輝く物体が轟音と供ににこちらに向かって突っ込んできたのだ。
激しい衝撃を受け、俺の身体は辺り一面に飛び散ったのだった。

「あちゃー、居眠りしてたら船ぶつけちゃった~!まだ買ったばっかりなのに!」
小型の宇宙船の船底から光の柱が照射され、中から小柄な人影が下りてくる。
その姿は地球人の少女に良く似ていた。
「破損状況教えて。」
「ピピピッ・・・船の損傷はボディー表面の擦り傷のみです。
自己修復機能により地球時間で1時間15分22秒後に修理が完了します。」
空中に浮遊する球体、自立思考型サポートAIが回答する。
「はぁ~、大したことなくて良かった~。まだ買ったばっかりなのよね。周囲の状況はどうなってる?」
「ピピッ・・・周囲に生存している知的生命体は感知されません。」
「んんん?ちょっとまって!死んでる知的生命体は居るってこと?」
「ピピッ・・・肯定。先ほどの墜落の衝撃に1個体が巻き込まれ生命活動を停止。周囲に肉体が散乱しています。」
「は?マジで?」
「ピピッ・・・マジです。」
「はわわわわ・・・急いで回収と蘇生を!!」
で、俺は宇宙人の超テクノロジーによって無事に生き返ったって訳だ。そして冒頭に続く。

「ああん?誠意見せてみろよ!誠意をよ!!」
俺は宇宙人少女の居眠り運転に巻き込まれて死亡するも無事に蘇生されたって訳だ。
「しゅ、しゅみません!!」
目の前に宇宙人少女が土下座している。
どうやら地球の言語、文化などは調査済みの様だ。普通に言葉も通じている。
「んああああ?ゴメンナサイで済むなら宇宙警察もいらねーんだよ!ほらっ、誠意見せろよ、誠意をよ!」
俺は宇宙人相手にブチ切れまくっていた。いや、不注意で一回殺されてるからね。
「はひっ!この度は私の不注意でご迷惑をお掛けしてすみませんでした。こんなものしかありませんがお詫びの品としてお納めください。」
そう言って宇宙人少女は指輪の様なものを差し出してきた。
「これは?」
「これは惑星開拓等に用いられる融合式環境適応装置になります。これ以上は宇宙連邦条約に抵触してしまうので何とぞこれで許してください!!」
宇宙人少女の泣きが入ったのでこれで許してやる事にした。

融合式環境適応装置、以下フュージョンリングとでも呼ぼう。
どんなものかと言うと、周囲の物体と融合することによりその特性を取り込んで一時的に肉体を改造したりすることができる代物だ。
例えば岩石の塊と融合することで強固な石の肉体を手に入れることができるのだ。
完全に地球のテクノロジーを超えたオーパーツだ。
高次元空間からエネルギーを吸収して動作するためエネルギー切れの心配もないらしい。
俺がそれを受け取ると、宇宙人少女は逃げるように宇宙船に乗って飛んでいってしまった。

また山奥に一人ぽつんと佇む。
で、どうすんだよこれ・・・。
そこには大きなクレーターと吹き飛んだテントの残骸が残されていた。

───自宅
酷い目に遭ったソロキャンプから数日が経っていた。
自宅のベッドに横になり、宇宙人少女から譲り受けた例の指輪を眺めてニヤニヤしていた。
既に相当にやばい代物だという事が分かっていた。
情報が洩れたら強奪されたり、最悪命を狙わる恐れすらある。
この数日間でこのオーパーツの機能を試して色々分かったことがある。
例えばこのダンベル。
何処にでもある鉄のダンベルだが、これと融合することで鉄の様に固い肉体を手に入れることができた。
そこで俺はふと思った。
別に人間の姿にこだわらなくてもいいのではと。
そう思った俺はダンベルの姿になることを意識してフュージョンリングを発動させたのだった。
ダンベルと俺の身体が一つに融合していく。
先ほどはダンベルが俺の身体に溶け込む様な形だったが、今度は俺の身体がダンベルの中に溶け込むような形で一体化することに成功したのだ!
融合すれば対象そのまんまの姿になることもできるのだ!!
質量とか体積とかどうなってるんだろうね、まったく。
俺は性欲旺盛な男子高校生で普段から頭の中は常にエッチな妄想でいっぱいだった。
そこにこんな未来道具の様なものが与えられてしまった訳だ。

具体的にどのように使うかを考えていたのだが、そんな時に隣に住む理沙ねーちゃんが訪ねてきた。
母さん同士が昔からの親友で家族同士での付き合いがある。
「おばさん、うちのお風呂壊れちゃってしばらく使えないんだけどお風呂貸してもらえないですか?」
「あらあら、大変ねぇ。遠慮せずに使っていって。
お湯張れるまでコウタの部屋で遊んでたらいいわ。部屋に居ると思うから。」
「ありがとうございます。それじゃ遠慮なく。一回着替えとタオル取ってきますね。」
しばらくして足音が部屋の前で止まったかと思うと、ノックも無しに急にドアが開かれた。
「コウちゃんいる~?」
「ちょ・・・開けてから聞くなよ!取り込み中だったらどうすんだよ!?」
「え~、私とコウちゃんの仲じゃん。今更見られて困る事でもしてたのかなぁ??」
昔からこの調子だ。年上のお姉さんだけどちょっと俺に対しては遠慮が無い。
小さい頃は一緒にお風呂とかも入ったりしたことがある。
今は大学生で家から通っているのだが、高校入った頃から垢抜けてきてとてもモテていたようだ。
俺も小さい時は兄弟の様な感じで何とも思っていなかったのだが、だんだん綺麗になっていく理沙ねーちゃんの事をいつの間にか意識する様になっていた。
「理沙ちゃん、お風呂湧いたからどうぞ~。」
かーちゃんの声がする。
「ありがとうございます。お借りします。」
「別にいいのよ、困ったときはお互い様だから。ちょっとスーパー行ってくるわね。ゆっくりしていって。」
そう言って母は出かけて行ってしまった。
家の中には俺と理沙ねーちゃんだけだ。
理沙ねーちゃんがお風呂に入って直ぐに母からメッセージが入った。
『シャンプー切らしてたから新しいの出してあげて。洗面所の下の引き出しにあるから。』
あー、はいはい。シャンプーね。
俺は洗面所兼脱衣所の扉をノックして声を掛ける。
「シャンプーの替えを置いていくから使って。」
「うん、ありがと。」
そう言って俺は引き出しから取り出した詰め替え用シャンプーを浴室の扉の前に置いた。
曇りガラスの扉の向こうに一糸纏わぬ理沙ねーちゃんがいる。
俺は悶々とした気分のまま洗面所を後にしようとしたのだが、ふとそれが視界に入った。
入ってしまったのだ。
それは先ほどまで理沙ねーちゃんが穿いていたであろうパンツだ。
鼓動が速くなる。
そしてこっちの綺麗にクルっと畳まれているのが着替えのパンツだろう。

思わず手を伸ばしてしまいそうになっている俺が居た。
心の中で理性とエロが衝突している。
伸ばした左手(性欲)を右手(理性)で押さえつける。
静まれ、俺の左手!
なんとか俺の右手が勝利を収めかけた瞬間、左手の指先のリングがキラリと存在感を示した。

「あれ?コウは戻ったのかな?」
浴室のドアが少し開いて理沙が脱衣所の様子を伺う。
誰も居ない脱衣所を確認して、ほっと胸を撫でおろす。
「私ったら何をドキドキしちゃってるのよ・・・。」
そう言って替えのシャンプーを手に取ると、再びドアは閉じられたのだった。

あああ、俺何やってるんだ!
取り返しのつかない事をやってしまった!!

そっと伸ばした手がパンツに触れる。
そして俺は葛藤の末、フュージョンリングを発動させたのだった。
俺の身体はまるでパンツへと吸い込まれるかの様にしてその場から姿を消したのだ。
これが宇宙人からもらったオーパーツの機能だ。
対象物に融合することで姿形を対象物にも変える事が出来るのだ。
ほんの出来心だったんです。
そこに残ったのは融合前と変わらぬただのパンツであった。
違うと言えば俺の身体がパンツと一つに融合し、魂が宿っている事くらいだろうか。
俺は自分の身体がひらひらの布切れになってクルっと巻かれてコンパクトに畳まれているのが理解できた。
布切れの隅から隅まですべてが俺の身体なのだ。
ドキドキが止まらない。
理沙ねーちゃんは浴槽に浸かっているらしく、鼻歌と水の音が聞こえてくる。
やがてその時は訪れる。
浴室のドアが開かれ、バスタオルを巻いた理沙ねーちゃんが姿を現したのだ。
身体を拭き上げると、俺に向かって手が伸びてきたのだ。
細い指先に俺の身体がぎゅむっと掴まれる。
そして俺の身体は左右に引き伸ばされた。

身体の中をすらっとした足が1本、2本と通り抜けていく。
俺の身体は上へと引き上げられていき、やがて約束の地へとたどり着いたのだった。
理沙ねーちゃんの身体によって俺の身体は引き延ばされ、その下腹部を包み込むようにピタリと密着している。
目の前には人生で初めて生で見るおま〇こが有る。
有るというか、ぴったりと密着して張り付いている状態だ。
これがおま〇こか・・・。
しかも恋心を抱いている理沙ねーちゃんの・・・。
人間の姿だったらもうギンギンで下手したらそれだけで逝ってたかもしれない。
パンツ万歳!
俺は今あの宇宙人にモーレツ感謝している。
そんな事を思っていると視界が暗くなった。
理沙ねーちゃんが穿いたズボンの中に閉じ込められたのだ。

その後はどうなったのか?
俺は暗闇の中、理沙ねーちゃんの下腹部にずっと張り付いていた。
理沙ねーちゃんが歩く度に擦れたり、食い込んだりするんだ。
ねーちゃんが座ると、俺の身体にずっしりとお尻の重さがかかってきたり。
これって顔面騎乗ってやつなのかな?

急に明るくなったと思ったら、寝るのに着替えたみたい。
今は柔らかい生地のショートパンツに包まれている。
部屋の明かりも消えてしばらくすると理沙ねーちゃんの寝息がスゥスゥと聞こえてきた。
俺はあれからもずっと理沙ねーちゃんの下腹部にピッタリと張り付いてた訳なんだけど、慣れてくると悪戯心が湧いてきたんだ。
フュージョンリングの能力は部分的に変身することもできる訳で、その逆もまたしかり。
つまり部分的に元の肉体に戻す事も出来るのだ。
俺はパンツの内側、丁度割れ目の前に鼻を生やしてみた。
するとパンツの中のむせ返るほど濃厚な匂いが俺の鼻腔に突き刺さった。
初めての匂いでどのように言い表したらいいのか分からない。
しばらくその香りを堪能していたところ、理沙ねーちゃんが寝返りを打った。
割れ目の前に突起(鼻)が有るもんだから、丁度割れ目にめり込むような姿勢になってしまった。
しっとりした熱い粘膜の感触が俺の鼻を包み込んでくる。
俺は我慢できずに鼻を引っ込めると、今度は舌を元の形に戻したのだった。
目の前の割れ目をなぞる様にペロリと舐めてみる。
蒸し暑い夏の夜で寝汗を書いていたのか、ほんのちょっぴり汗の味がした。
俺は舌をゆっくりと割れ目へと這わしていると、そこにねーちゃんの奥深くへ続く穴が有ることが分かった。
つぷっ・・・。
俺は無意識に舌をその穴へと深く差し入れていた。
舌が根本まで全てねーちゃんの身体の中へと潜り込む。
多分だけどパンツの表面から舌が生えている状態なので人間の姿よりも奥深くへ舌を入れることが出来ているのだと思う。
柔らかい膣の感触が舌を通して伝わってくる。
俺が中で舌を動かすと柔らかい膣壁がぎゅっと蠢き包み込んでくるのだ。
溢れ出してきた愛液がすでに俺のパンツの身体へとシミを作り始めていた。
理沙ねーちゃんの中はもうトロトロのヌルヌルだった。
俺は舌を引っ込めると、替わりに息子をはやしてゆっくりと挿入していったのだった。
初体験である。
熱く柔らかい膣壁がねっとりと絡みついてくる。
恥ずかしながら根本まで入れたところで俺はすぐに果ててしまった。
しばらく余韻を楽しんだ後、俺は息子を引っ込め朝まで何食わぬ顔で過ごしたのだった。
割れ目から自分の精液が溢れだしてきたのにはちょっと焦ったけど。
それにしても理沙ねーちゃんの中、最高だったなぁ。

その後?
朝起きてパンツがビチャビチャになってるのに気づいた理沙ねーちゃんに手洗いでゴシゴシと洗われた後、ネットに入れられて洗濯機にポイよ。
脱出する機会もなくグルグルと回されて今は洗濯バサミで部屋に吊るされている。

俺の青春(エロ)はまだ始まったばかりだ。