世界が誕生した時、それは大いなる意志の力で構築された。
 その創造の根源たる力の名を波動と呼ぶ。
 波動により生命は造られ、生命から溢れる意志の力は波動となる。
 個々の生命から溢れる波動はこの世界を創造した波動に比べれば些細なものであり、通常であれば世界に影響を与えることはほぼ無いはずであった。
「所長、そこ左です!」
 都内を走る1台の車の中。
 助手席に座るまだ若い女の子が運転席に座る年上の女性に話しかける。
 この助手席の若い女の子は研究所でアルバイトをしている大学生だ。
 手に持った測定装置が強く反応する。
 「あそこのアパートの2階の角部屋!」
 「遂に突き止めたわね!」
 何を突き止めたかと言うと、毎夜毎夜放出される強烈なオーラ、生命が産み出す意志の力、波動の放出源である。
 そしてこの所長と呼ばれた女性は波動についての研究を行っている研究所の所長である。
 「かなちゃん、行くわよ!」
 そう言って駆け足で二階へ駆け上がる。
 ピンポーン!ピンポーン!
 しばらく待っても返事はない。
 ピンポーン!ピンポーン!
 ピボピポピポピポピポーン!!
 「うっさいわ!」
 俺はキレ気味にインターホンに出た。
 日課の自家発電中、まもなくピークを迎えようかという時にインターホンをけたたましく鳴らされて邪魔されたのだ。
インターホンの画面には20歳くらいの可愛い系の若い女の子と20代後半くらいのキリッとして綺麗な女性が映っていた。
 普段こんなにかわいい&綺麗な女の人に話しかけられたら挙動不審になっていただろう。
 だって、俺陰キャだし。
 訪ねてきたのは女性二人組、これはあれだ。
 十中八九宗教勧誘に違いない。
 普段だったら絶対に出ないが、セルフバーニングを邪魔されて文句の一つも言ってやろうかとドアを開けたのだった。
「かなちゃん、測定装置は?」
 「所長!彼で間違いないですっ!でも、だんだんと反応が小さくなって消えてしまいました!」
 「ねえ、あなた!あなたの事をずっと探していたのよ!」
 あまりの怒涛の勢いに押される。
 俺知らない間に何かやっちゃんだろうか?
どうやら宗教関係では無かったらしい。
 とりあえず近くのファミレスで話を聞くことにした。
 別に美人&かわいい女の子とお知り合いになりたかった訳じゃないんだからねっ!
「先ほどは失礼しました。私、波動について研究を行っている研究所所長の音葉エイコです。」
 「アルバイト助手の夢賀かなえです。」
 「あの・・・マルチの勧誘ですか?俺、お金持ってないですよ?」
 「違います!違います!先ほども言いましたがあなたの事を探していたんです!」
で、話を聞いたのだが俺には秘めた力が有るらしい。
 なんでも他の人よりも波動、意思の力、分かりやすく言えばオーラの様なものが強いらしい。
 研究を進めるうえでどうしても不可欠な人材なのだそうだ。
 「そもそもオーラだか波動っていうのは何なんですか?実在するんですか?」
 「波動と言うのはこの世の理を改変することが出来る力、例えば超能力や魔法みたいなものって言えば解りやすいかしら。」
 「ほら、見てください!」
 助手のかなちゃんと呼ばれる女の子の指先に火が灯る。
 「これ、種も仕掛けも無いんですよ?」
 「マジ?」
 手をまじまじと見せてもらったが本当に種も仕掛けも見つからない。
 俺も超能力とか魔法が使えるようになるってこと?
 透視したり、時間止めたり、催眠掛けたり、俺の好きなフェチの小さくなったり、物に変身したりできるってこと!?
ピッピッピッ・・・ピピピピピ!!!!
テーブルに置かれた測定器がけたたましく反応する。
 「所長!メーターが反応してます!すっ、すごい!!」
 ん?意思の力・・・?
 ひょっとして俺がエロい事を考えると波動とやらが出るんじゃね?
───研究所
 研究所と言っても小さなマンションの一室だ。
 俺はここで働く事になった。
 美人さんにお願いされたら断れないし、魔法が使える様になるかもしれないんだぜ?
 人員も所長のエイコさんとかなちゃんの二人だけだけど、一緒に居ればムフフな事が起こるかもしれない。
今はかなちゃんは不在だ。
 大体は大学が終わってから来るらしい。
 この一週間、さっそく測定装置を身に着けて過ごしていた。
 「ねぇ、稔堂君。この時間帯は何してたの?」
 モニター画面に映された測定値を見ながらエイコさんと話していた。
 毎晩毎晩、夜中に一定の時間だけ大きな数値がでてるんだけど?」
 「この時間は・・・やっぱりアレですかね?」
 「アレってなぁに?」
 美人のエイコさんが肩が触れそうな距離で横から聞いてくる。
 近い、近い!エイコさんの胸が俺の腕に当る。
 ピピピピピ!!!
 「あっ、なるほど。そういう事ね♪」
 さすが研究所の所長をしているだけあって理解が早い。
 俺が邪まな事を考えると波動が強く放出される事が既にばれてしまった。
 かなちゃんが居ない時で良かった。
 「ねぇ、これ身に着けてみて。」
 エイコさんがケースに入れられた指輪を差し出してきた。
 「これは隕石から抽出した貴重な鉱物で作った指輪でね、波動を増幅する作用があるのよ。
 捻堂君の驚異的な波動の力とこの指輪が有れば物理法則を捻じ曲げる力が使えるかもね!」
それから指輪を身に着けて実験を行う事になった。
 エロイ事を強く考えて妄想する。
 例えば・・・時間停止!
 時間停止モノの9割はやらせだと言うが、1割は本物なのだ。
 きっと俺にだって止められる!!
 うおおおおおおっ、時間よ!止まれっ!!!
するとどうだろう、時間が止まった!
 世界すべてが止まった訳ではない。
 俺の周りの一部の空間だけが時間停止したのだ。
 もちろんその空間の中にはエイコさんも含んでいる。
ガタッ!
 俺は勢いよく立ち上がった。
目の前には完全に停止しているエイコさんが居る。
 エイコさんの腕時計の針が止まっているのを確認する。
 「マジか・・・。」
 俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
 他に誰も居るはずが無いのにそれでもきょろきょろと辺りを確認すると、俺はそっとエイコさんの胸に触れた。
 時間が止まっているのだから固いに違いないなんて科学的考察なんて不要だ。
 なぜなら俺の波動の力でこの世界の理を俺の好きに書き換えているのだから。
 これがおっぱい・・・。
 ムニムニと両手で揉みしだく。
 陰キャで誰とも付き合ったことが無かった俺には初めての感触だ。(※プロ相手を除く)
 ムニムニムニッ。
 「ハァハァ・・・。」
 しばらく狂ったように揉みしだいて満足した後、今度は膝丈のスカートを下から覗き込む。
 黒い下着がストッキング越しに見える。
 俺は我慢できずにスカートの中に頭を突っ込んだのだった。
 「クンカクンカ、ハスハスッ。」
 スカートの中、股間に顔を押し付けて匂いを嗅ぐ。
 クラクラする程濃厚な香りが鼻腔を満たす。
 これ絶対フェロモン的なやつ出てるよね。
 たまんねぇ・・・。
 しばらく匂いを堪能すると今度はスカートをまくり上げた。
 後ろに回り込んでお尻を揉みしだきながら目の前のお尻に顔をうずめる。
 弾力のあるお尻が俺の顔を押し返してくる。
 俺はつい呼吸をするのを忘れるくらい夢中になっていた。
っと、そろそろかなちゃんがやってくる頃だ。
 名残惜しいがエイコさんのスカートを元に戻し、停止した空間を再び動かしたのだった。
 「!?」
 エイコさんはお尻に手を当て、赤い顔をしてモジモジしている。
 「ねぇ、稔堂君。ひょっとして時間止めたりしたのかしら?」
 「えっと・・・その・・・・・止めました。」
 「まさか赤ちゃんが出来るような事してないわよね?」
 エイコさんが軽蔑するような顔で睨んでくる。
 「は、はいっ。ちょっとお尻触ったりしただけです。すみませんでしたっ!!」
 すると今度は急に笑顔になる。
 「時間止められたのね!すごいじゃない!!これは大きな成果よ!!」
 俺は許された。
 「ずっと研究の成果が思わしくなくて、スポンサーに逃げられそうだったのよ。これで予算が確保できるわ!」
 「ああ、世知辛いっすね。」
 「君の強烈な波動の源がエッチな妄想だって言うのは理解しているわ。
 でも程々にはしなさいね。責任取れない様な事はしちゃダメよ。
 それと、その指輪は君にしばらく貸し出すから色々試してみて。結果はレポートで提出すること!」
「それで次は何をやってくれるのかしら?私で協力できる事なら何でもするわよ。」
 エイコさんが俺の手を掴み、期待の眼差しで見つめてくる。
 ん?今、なんでもって?
 少々のエロいことなら許してくれるみたいだ。研究熱心ダナー。俺としたらありがたい限りだ。
 時間停止は実現出来た。
 他には何が出来るのだろう?
次は透視!
 エイコさんの裸を想像する。
 ピピピピピっ!!
 測定器の針が再び振り切れる。
 くわっ!!見えたっ!!
 目の前に一糸纏わぬエイコさんが居る。
 いや、服は着ているんだけど俺の目には映らない。
 「ねぇ、捻堂君?今度は何をしてるの?」
 エイコさんは鼻息を荒くし自分の方をじっと眺めてくる俺を不審そうに見つめている。
 「透視できました!!」
 「!?」
 ささっと胸とあそこを手で隠された。
そんな時、ドアが開いて夢賀さんが元気に入ってきた。
 「所長、捻堂さん、お疲れ様ですぅ~。」
 「あっ、かなちゃん・・・今は・・・・・いえ、何でも無いわ。いいわね、捻堂君!」
 所長は言いかけた所で止めた。
 「アッ、ハイ。何でもナイデス。」
 どうやら所長は俺の波動の源をかなちゃんには秘密にする事にしたみたいだ。
デスクについてデータの処理作業をするかなちゃんの後ろ姿をぼっ~っと眺めていた。
 引き締まったお尻が丸見えだ。
 するとエイコさんが声を掛けてきた。
 「若い子をあまりジロジロ見ないの!今日の結果をレポートにまとめて今日中に提出!」
 はぁ・・・レポート提出の事で萎えたら透視が解除されてしまった。
 なるほど、エッチな事をずっと考えてないとダメなのか・・・。
 何とも使い勝手の悪い力だ。
───翌日。
 今日はエイコさんと二人きりだ。
 かなちゃんは大学の講義とサークルで今日は来ない。
 「レポート読んだわよ。ずっとエッチな事考えてないと力が発現しないってのも大変よねぇ。」
 「そうなんすよ。」
 「まぁ、研究を進めるのに捻堂君には頑張ってもらうしかないわね。今日はどうするの?」
 「あっ、それならやってみたい事があるんですがいいですか?」
 「何?研究のためなら出来るだけ協力は惜しまないわよ。」
 「それじゃ・・・モニョモニョ。」
俺は妄想全開で波動の力を発現する。
 「んんん・・・ダメかな?波動の出力が足りない?」
 「ほらほらっ、もっと集中する!」
 そう言いながら座っているエイコさんが足を広げ、スカートの奥のパンツが見えるように俺に見せつけてくる。
 ピピピピピピピピピピッ・・・・!!
 波動検出器が大きく反応し、俺の身体に変化が訪れる。
 「うぉぉぉぉぉぉ!!」
 俺の身体が小さく縮んでいく。
 「やった!小さくなれた!!」
 目の前のエイコさんが口を開いたままびっくりしている。
 そして飛行!
 俺は小さくなった身体で空に浮かぶ。
 もうなんでもアリだ。
 「へぇ、こんなことも出来るのね・・・これはますます研究資金が入るわね♪」
 「エイコさんって意外と拝金主義ですよね。」
 俺は彼女の顔の前に浮かんだまま呟いた。
 「で、小さくなってどんなエッチな事をしたいんだっけ?」
 「えっと、おっぱいに挟まれたいとか・・・パンツの中に入りたいとか・・・ですかね。」
 「なんでも協力すると言った手前しょうがないわね。その代わりしっかりレポートは提出するのよ。」
 エイコさんが残念なものを見る目で俺を見つめながら、シャツの胸元のボタンを緩めていく。
 「ほらっ、どうぞ。」

 目の前に大きな胸の谷間がある。
 「お邪魔します!!」
 俺はその豊満な胸の谷間にダイブしたのだった。
 「エイコさんのおっぱい、とっても柔らかくてスベスベでいい匂いがします・・・。」
 「いちいち言わなくてもヨロシ!恥ずかしいでしょうが!」
 口では嫌そうなのだが、両手で乳房を寄せて俺の身体を挟み込んでくる。
 ツンデレかよ!
 もにょんもにょん。
 うぷっ・・・うぷぷっ。
 柔らかい胸も凶器になる。俺は身をもって体験したから間違いない。
 おっぱいの圧力から逃げるように俺は下に抜け出した。
 白いYシャツの中を降りていく。
 おへその前を通過。
 そしてさらに降下する。
 すると黒いストッキングが姿を現した。
 俺はそのストッキングの中へと滑り込み、さらに目的のパンツの中へと入り込んだ。
 波動の力は万能です!(タイトル回収)
モゾモゾと動く俺がくすぐったいのかエイコさんが身体をくねらせるが拒絶はしてこなかった。
 「エイコさんって意外とエッチですよね?」
 「何よ、急に?」
 「だって、もうここ湿ってますよ。」
 「そんな事無いわよ。」
 「そんな事ありますよ。」
 「いや、そんな事無いでしょ?」
 「そんな事ありますよ。」
 「ねぇ、捻堂くん。いやツトム君。かなちゃんには絶対にこんな事しちゃダメだからね。」
 「承知!」
 そう返事をすると、俺はエイコさんの内側へと潜り込んだのだった。
 にゅるっ。
 既にじっとりと濡れたアソコに全身が包まれる。
 「エイコさんの中、暖かいなり~。」
 「ちょっと!馬鹿な事言ってないの。」
 エイコさんがあそこにぎゅっと力を入れたのか圧が強くなり、俺の身体が揉みしだかれる。
 俺は仕返しをするかの様に中で高速スピンや前後運動を繰り出したのだった。
 「んんっ・・・♪」
 「大丈夫ですか?エイコさん。」
 「大丈夫じゃない!責任取れ!!」
 「アッ、ハイ。」
 そして俺はエイコさんと付き合うことになったのだった。
マンションにあるこの研究所だが、エイコさんの住居にもなっている。
 住居の一室を研究所として使用しているという方が正しい。
 俺はこの日、エイコさんと初めての夜を共にした。
 俺は陰キャで女の子と付き合ったことは無かった。
 夜のお店で何度か経験しただけだけの素人童貞だ。
 俺の息子がエイコさんの中に入ったり、出たりを繰り返す。
 エイコさんの中は熱く、そして柔らかい。
 俺の息子を咥え込んでぎゅっと締め付けてくる。
 「俺、今日エイコさんのここに入ってたんですよね。」
 「ええ、中からとても虐めてくれちゃったわね。」
 「ダメでした?」
 「ダメじゃない・・・でも癖になったらどうしてくれるのよ?」
 「その時はちゃんと責任取りますって。」
 「ばかっ♪」
───数日後
 「これは新たな発見だわ!ツトム君!!」
 エイコさんが嬉しそうに声を上げる。
 何が新発見なのかと言うとエイコさんが波動の力を使っているのだ。
 空中に浮かび、くるくると回転するように回っているのだ。
 俺はどこにいるのかって?
 エイコさんの中である。
 デスクワーク中の彼女のあそこの中に小さくなって潜り込んで楽しんでいたのだ。
 まぁ彼女も満更ではないようなのでそこは良しとしよう。
 そんな時だった。
 コーヒーを飲もうとしたエイコさんが手を滑らせてカップを落としてしまったのだ。
 落下していくカップに手を伸ばした時だった。
 なんとコーヒーカップが空中で止まったのだ。
 「うそっ、何で?私には波動の才能は無かったはずなのに!?」
理由はすぐに判明した。
 強烈な波動を発する俺がエイコさんの肌に触れている時だけ彼女も波動の力を好きに使えるのだ。
 「あははは、一度使ってみたかったのよね。」
 俺をあそこに入れたまま、とても楽しそうなエイコさんである。
 色々と課題はある。
 彼女が力を自由に使うには俺が波動を出力したまま彼女の肌に触れていないといけないのだ。
 つまりは、俺が彼女に触れたまま常にエロい何かをしながらじゃないと発動しないのだ。
そんな時、かなちゃんがやってきた。
 「えええっ!?所長、なんで浮かんでるんですか!?」
 「あっ、ええっとね・・・アレよ!私も波動の力に目覚めたのよ!」
 「嘘ですよね?後天的には目覚めないって散々研究したじゃないですか!!」
 「ええっと、ごめん。嘘よ。これはアレよ。新規開発の増幅装置を使ってるのよ!」
 (エイコさん、嘘が下手だなぁ・・・。)
 「えー、私にも貸してください~!」
 「明日!明日ならかなちゃんにも貸してあげるから!」
 「ぶぅーーー。絶対ですよ!私、自由に飛んでみたかったんです!」
「で、どうするんですか?エイコさん。」
 かなちゃんが帰った後の研究室。
 二人でどうするか相談する。
 「正直に打ち明けますか?エッチな事を考えてる俺がくっついてないと発動しないとか。」
 「それは流石にねぇ・・・。そうだわ!いい事を思いついたわ!一日だけ協力してくれない?」
 「まさか小さくなってかなちゃんの中に潜り込めとか言わないですよね?
 エイコさんが良いならそれでもいいですけど?」
 「それはダメよっ!」
 「じゃあ、どうするんですか?」
 「捻堂君って変身は出来るんだよね?」
 「多分できますね。」
 「それじゃちょっと試してもらえないかしら。ゴニョゴニョゴニョ・・・。」
波動の能力を発揮するにはエロい事を妄想した俺が肌に触れていないといけない。
 かと言って、手や足程度では大して興奮しないので波動の出力が得られない。
 そこでパンツ。パンツである。
 俺は常にエロい気持ちで波動を垂れ流しつつ、穿いてる人は自由に波動の力が使えるという画期的アイデアだ。
 「エイコさん、俺がかなちゃんのパンツになって穿かれてもいいんですか?」
 「今回だけ!今回だけは許します!かなちゃんってずっと自由に魔法を使えるのが夢だったのよ。
 今更ダメだなんて言い出せなくて。」
 「それじゃちょっと試しに変身してみます。 んん・・・・・ん?」
 波動の出力が上がらない。なんで?
 「あれ?捻堂君、ダメだった?」
 「あー、きっとパンツ変身するってだけじゃ俺の中のドキドキワクワクが足りないんですね。
 変身したらエイコさん穿いてくれるって言うんならきっと変身できると思います。」
 「はいはい、分かりました!穿くわよ!穿けばいいんでしょ!ほらほら、さっさと変身してみて!」
 「それじゃ・・・っと。」
 そう言うと今度はあっさりとパンツへと変身することが出来たのだった。
 「うわぁ・・・これはどう見ても普通のショーツね。これなら絶対にばれないわ。」
 「ほら、エイコさん。約束、約束っと。」
 「分かったわよ。穿けばいいんでしょ、穿けば!」
 そう言ってエイコさんは穿いてるパンツを脱いで俺に穿き替えるのだった。
 「穿き心地も悪くないんだけど、これって捻堂君なのよね・・・。
 ねぇ、ショーツになって穿かれるのってどんな気持ちなの?嫌じゃないの?」
 「エイコさんに穿かれるなら悪く無い気分ですね。むしろご褒美です!クンクンしちゃう!」
 「ばかっ!やめてよ!こっちは恥ずかしいんだから!」
 「それにしてもエイコさんってやっぱりエッチですよね?もう濡れて・・・」
 「ばかっ!ばかっ!!」
 その後いっぱいエッチした。
で、翌日。
 「それじゃいい?一日だけ我慢して。絶対手は出しちゃダメよ?
 ばれてもダメだからね!がんばったら後で何でもいう事聞いてあげるから。」
 「承知!それじゃ頑張ります!」
 そう言って俺はパンツに変身したのだった。かなちゃんに穿かれるために!
 これはエイコさんのためだから!かなちゃんに穿かれたくて変身する訳じゃないからっ!
 ドキドキしてきたぁ・・・。
「かなちゃん、これが新しく開発した波動増幅装置のプロトタイプよ。」
 「えっ、これってショーツですか?」
 「ええ。例の隕石から抽出した鉱物を繊維状にして生地に練り込んであるの。
 直接肌に触れる面積を広くすることで指輪よりも増幅率を稼いでいるのよ。」
 さすがエイコさんだ。言い訳がそれっぽい。
 「それじゃ穿いてきますね。」
 そう言ってかなちゃんは俺を手に洗面所へと向かったのだった。
 今日のかなちゃんはキュロットスカートだ。
 スカートみたいでズボンになってるやつだ。
 なので一旦下半身は全部脱ぐことになる。
 スカートを降ろすとパンツが露わになった。
 フリルのついたふんわりとした感じのパンツだ。可愛くてとてもかなちゃんに似合っている。
 そしてそのパンツすらも降ろして下半身が丸出しになる。
 待ってろ、今俺がそこに行くから!
 かなちゃんのスレンダーな足が俺を通り抜ける。
 すべすべお肌がたまらない。
 上を見上げるとかなちゃんのおまんまんが大迫力で迫ってくる。
 ふぎゅっ・・・。 俺はそのままかなちゃんの下半身に密着する。
俺はそのままかなちゃんの下半身に密着する。
 エイコさんも引き締まったヒップをしていたが、かなちゃんもなかなかに捨てがたい。
 えっ、ちょっとまって!かなちゃんって毛が生えてない?剃ってる?
 いや、でも元から生えてない様な・・・。
 完全に想定外でした。
 まぁ、そんなこんなでかなちゃんにお股に装着されたのだった。
 「所長~、穿いてきました。意外と穿き心地いいですね。デザインも可愛いから普通に一枚欲しいくらいですぅ。」
 「だっ、ダメよ。それはあげられないの。貴重なプロトタイプだから後でしっかり返してね。」
 「ぶぅー、所長のケチー!」
 「それじゃ試してみてくれる?データも取るわね。」
 「はーい。それじゃ行きまーす。」
 そう言うとかなちゃんはその場にゆっくりと浮かび始めた。
 「所長!私飛んでます!飛んでますよ!!」
 嬉しそうにかなちゃんが声を上げる。
 そして部屋の中を飛び回ったのだった。
 「所長、今日はありがとうございます。夢が一つ叶っちゃいました!」
 「良かったわね。もう遅いから気を付けて帰りなさいね。」
 「はーい。それじゃお疲れ様でした~。」
 そう言ってかなちゃんは家路についたのだった。
 「はぁ、なんとか誤魔化せたわね。捻堂君・・・って大変!返してもらうの忘れてた!」
俺はまだかなちゃんに穿かれたままだった。
 かなちゃんが歩く度にプリっとしたお尻が揺れる。
 俺はその感触を楽しんでいたのだった。
 だって、エッチな事考えてないと変身解けちゃうしこればっかりはしょうがないよね。
 とか思っていたらかなちゃんの家に着いたようだ。
 アパートで独り暮らししてるとは聞いたことがあるけれど、私生活はほどんど知らない。
 学校はたしか女子高からの女子大だったはずだ。
 家に着き、俺を脱ぐのかと思ったらそうではなかった。
 「ふっ、ふっ、ふっ!今日の私は一味も二味も違うのですよ!スーパーかなちゃんなのです!」
 なんか独り言言い始めたぞ・・・大丈夫か?
 「スーパーかなちゃんメイクあーっぷ!」
 そう言って波動の力を行使したのだ。
 スレンダーでちょっぴり控え目な胸が大きく張り出し、今にも溢れんばかりの巨乳に。
 そして小柄だった身長も伸る。
 ショートだった髪の毛も伸びて所長くらいの長さになった。
 まるでその姿はバリキャリ女子、所長そっくりではないか。
 「うわぁ・・・所長そっくりだ!すごい!夢みたい!!」
 ああ、かなちゃん、所長に憧れてたのか。何となくわかるよ、その気持ち。
 なんて思ってたらおもむろに服を脱ぎだした。
 後はパンツだけという所で手が止まる。。
 「っと、これ脱いじゃうと変身解けちゃうか。」
 そう言うと今度は携帯のカメラで写真を撮り始めたのだった。
 「イイ!このアングルもイイ!所長素敵すぎます!!」
 そして小一時間程写真を撮って携帯のバッテリーが切れた所で浴室に向かった。
 「洗って返さないと。やっぱり手洗いだよね・・・っとその前にっと。」
 なんとパンツ一枚で浴室に行き、そのまま所長の姿でシャワーを浴び始めたのだ。
 「ハァハァ、所長・・・いや、お姉さま・・・大好きです。」
 そう言って所長の姿のままおっぱいを揉んだり、パンツの上からいじり始めたのだ。
 お湯がパンツに変身している俺の身体に染み込んでかなちゃんの身体に張り付く。
 と言っても今の見た目は完全にエイコさんだけど。
 俺の上から細い指が彼女の一番敏感なところを優しく撫でまわす。
 やがてブルブルっと身震いをするかの様に絶頂に達した様だ。
 パンツの内側がちょっぴりヌルヌルしている気がする。
 絶頂の余韻を楽しんだ後は俺を脱いで丁寧に手洗いしてくれたのだった。
 このことはエイコさんにはとてもじゃないけど言えないな。
 むしろ付き合っている事も内緒にしていて良かったかもしれない。
 いや、でもバレたらもっと怖いかも。
 その後、どうなったか?
 エイコさんがわざわざ回収に来てくれたんだ。
 穿かれているうちは良かったんだけど、洗われて朝まで干されてたら俺の波動も萎えてさすがに変身解けちゃうからね。
 「かなちゃんには悪いけど貴重なプロトタイプだから持ち出し禁止なのよ。研究所に持って帰るわね。」
 「ちぇっ!」
 そう言ってエイコさんを見送るかなちゃんの瞳は熱を帯びていた。
研究所へ戻る途中の車の中で俺の変身は解けた。
 「ふぅ・・・助かりました。あのままだと変身解けてかなちゃんにバレるところでしたよ。」
 「私こそ協力してもらって助かったわ。」
 「いえいえ、気にしないでください。この後なんでもしてもらう約束なので。」
 「えーっ、そんな約束したかしら?」
 俺はスマホを取り出し録音した音声を再生する。
 『がんばったら何でもいう事聞いてあげるから。』
 「くぅ~、やっぱりダメかぁ・・・。」
う~ん、ご褒美に何してもらおうかな?
 もう大体やりたいこと一通りやったような気がする。
 そうだ、アレにしよう!
 研究所兼、エイコさんの自宅に到着する。
 「とりあえずシャワー浴びてくるわね。えっと、ツトム君は・・・なんかさっぱりしてるわね。」
 「かなちゃんに綺麗に手洗いしてもらいましたから、パンツの姿で。」
でだ、シャワーを浴びたエイコさんがバスタオル姿で寝室に姿を現す。
 「で、今度は何を要求されるのかしら?」
 「俺でエッチしてください。」
 「んー?ツトム君とエッチじゃ無くて、ツトム君でエッチするの?」
 「はい!俺でエッチ!」
 そう言って俺はディルドへと変身したのだった。
 「今度はそうきたかー!」
ローションでヌルヌルにされた俺の身体にエイコさんのおまんまんの入り口が添えられる。
 天井に向かってそそり立つ俺の身体にエイコさんがゆっくりと腰を降ろして下の口で飲み込んでいく。
  ぐちゅっ。
ぐちゅっ。
 「んっ・・・♪」
 俺の視界がピンク色に染まる。
 ピンク色の肉の洞窟の奥深くへと押し込まれていく。
 やがて俺の身体はエイコさんの奥深くまでずっぽりと納まってしまった。
 彼女の肉壁が蠢き俺の身体をきつく締め上げてくる。
 「エイコさんの中最高です!熱くてヌルヌルのヒダヒダが身体に絡みついてきて、ぎゅっときつく締め上げてきます!」
 「ちょっと恥ずかしいから一々実況中継しないの!」
 「いいじゃないですか。エイコさんのエッチな身体好きですよ。
 もっと俺の身体で気持ちよくなって欲しいなぁ。上下に腰動かせますか?」
 「ん・・・ちょっと待ってね。」
 ぐちゅっ、ぐちゅっ。
 「んっ・・・んっ・・・。」
 俺の身体がエイコさんの中を行ったり来たりを繰り返す度にエイコさんの口から喘ぎ声が漏れる。
 柔らかい肉をかき分けて奥深くへと突き刺さり、そうかと思えば今度はがっちりと締め上げられたまま引きずり出される。
 ぐちゅ、ずちゅっ・・・ぐちゅ、ずちゅっ・・・。
 「ハァハァ・・・。ツトム君が私の中を行ったり来たりするのが気持ち良すぎておかしくなっちゃいそうよ。」
 そう言いつつも腰の動きは止まらない。それどころかさらに動きが激しくなる。
 ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。
 静かな部屋の中にエイコさんの荒い息遣いと卑猥な音だけが響き渡る。
 しばらくそれが続いた後、絶頂に達する。
 二度三度大きく締め上げてきた後、彼女の中がひと際大きくぎゅぎゅぎゅ~~~っと収縮する。
 ベッドに倒れて絶頂の余韻をしばらく楽しんだ後、エイコさんがあそこに刺さったままの俺に話しかけてきた。
 「ねぇ、ツトム君。よく私の中に入りたがるけど、私の中ってそんなに入っていて嬉しいものなの?」
 「う~ん、控え目に言って最高ですね。」
 「そっか、ならいいや。私を気持ちよくしようとして無理とかしてないかなって思って。」
 「嬉しくなかったら波動の力は使えませんよ、エイコさん。
 俺がこうして変身したまま中に入っていられるのはエイコさんの身体にずっと興奮してるってことですからね。」
 「そっか。そうだよね。それじゃ今日は私の中で眠る?あれ?眠ったらどうなるの?」
 「波動の力使ってるときは眠くならないですね。それじゃ朝までエイコさんの中に居ようかな?
 その前に一回外に出してもらっていいですか?」
 ちゅぽっ。
 「これでいい?」
 「それじゃ今度はこれで!」
 俺は先ほどのディルドの形から卵の形へと変身する。
 「じゃあ、朝まで私の中で温めてあげるわね♪」
 エイコさんは変身した俺を手に取ると再び自分の割れ目へと押し当て、奥深くまでしまい込むのだった。
 「うふふ、ツトム君の姿が完全に見えなくなっちゃった♪」
 エイコさんは嬉しそうにそう言った。
───朝
 「ねえ、ツトム君。緊急事態よ。奥まで入っちゃって全然取れないんだけど?」
 「それは大変ですね。じゃあもうちょっと中でゆっくりしていきますね。今日は有給にしておいてください。」
 「もう・・・バカな事言ってないで変身して出てきなさいったら。」
 そんなやり取りをしていると時間だけが過ぎて行った。
 「大変!もうかなちゃん来ちゃう時間じゃない!」
 そう言って俺を中に入れたまま立ち上がると、いつものビシッとしたスーツ姿のエイコさんになるのであった。
