シュリンカー

OH!シュリンカー5

俺の名は望月 裕。大学に通うために親戚の千秋叔母さんの家に下宿させてもらっている。そして、なんとチョコレートを食べると身体が小さくなる特殊体質だったのだ。今日は大学の講義が休講で一日予定が空いており、家に一人なのだ。「何しようかなぁ・・・。…

OH!シュリンカー4

「裕ちゃん、お帰り~♪」「こんばんは~お邪魔してま~す♪」今日は春奈さんの同僚が遊びに来ていた。春奈さんと比べても引けを取らないくらい美人だ。そしてでかい!「あれ?叔母さんたちは?」「あれ~?聞いてなかった?今晩は温泉旅行でいないよ~。裕ち…

OH!シュリンカー3

俺の名は望月 裕(もちづき ゆう)。東京の叔母さんの家に下宿しているのだが、美人三人姉妹の従姉妹との生活にもようやく慣れてきたところだ。「ねぇ、夏希は何のサークル入ってるんだっけ?」「ん~手品サークルだよ~。今度の学園祭でバニーの衣装着るん…

OH!シュリンカー2

俺の名は望月 裕(もちづき ゆう)。この春から親戚の千秋叔母さんの家で下宿させてもらって大学に通っている。「ねぇ、裕兄さん。勉強見て欲しいんだけど。」声をかけてきたのは従姉妹の美人三姉妹の一番下の冬華ちゃん。女子高に通う二年生だ。ちょっぴり…

OH!シュリンカー1

「叔母さん、今日からお世話になります。」「あらあら、長旅疲れたでしょ? 今部屋に案内するわね。」俺の名は望月 裕(もちづき ゆう)。この春からめでたく大学生だ。そしてこの人は東京に住む母の妹の千秋叔母さん。「あら、裕ちゃん!久しぶりだね~♪…

かくれんぼ

「も~い~か~い?」「ま~~~だ~~~だ~~~よ~~~!」やばい、急いで隠れなければ・・・。俺はこの春、特別枠で保育園の職員になったばかりだ。特別枠とは、特定縮小病患者支援法に基づいた採用枠のことである。近年、突然身体が小さくなる未知の病が…

今日から魔法使い2

「いやぁ~スゴイ体験だったけど、さすがに疲れたなぁ・・・。」俺、間藤 一は童貞30歳の誕生日になんと魔法使いに選ばれたのだ。そして昨晩はお隣の女の子の部屋へと潜入するつもりが、女の子の中にまで潜入してしまったのだ。思い出すだけで下半身が熱く…

今日から魔法使い1

「う~ん、どれにしようかなぁ~。」俺は30歳の誕生日に突如現れた新人魔法使いサポート担当のキノから渡されたマジカロイド端末を覗き込みながら呟く。端末の画面には魔法配信サービスのマジカルプレイが表示されている。縮小魔法か・・・。昨晩キノに縮め…

今日から魔法使い(序章)

「はぁ・・・・ついに30歳か。」もう少しで日付も変わろうかという時刻。1LDKの狭いアパートの一室で、間藤 一(マドウ ハジメ)は一人つぶやく。顔は特に悪いわけでもなく、太っているわけでもない。特に趣味と言う趣味もなく、職場と部屋を往復する…